きちのうすめ雑記

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阪神タイガースヒストリー~1997年~【プロ野球】

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今回は自分が知っている範囲で、阪神タイガースヒストリーを書いていきたいと思います。

 

今回は「1997年」です。

(C)2020『TIGERS THE MOVIE』製作委員会

62勝73敗1分 504得点575失点 5位

 

①縦じまのユニフォームを横じまにしても

1985年に球団史上初の日本一に導いた吉田監督を招聘し早くも期待が高まったシーズンですが、オフには「超大物」である清原選手(西武)がFA宣言。

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高校時代甲子園で通算本塁打の最多記録を保持、さらに西武でも加入1年目から活躍していた球界を代表するスラッガーの獲得阪神は全力を傾けることを宣言。吉田監督も「縦じまのユニフォームを横じまにしても」と独特な表現で意気込み交渉に当たるも、当の清原選手は長年の憧れだった巨人へ。

最大のターゲットとされた選手を取り逃すも、近鉄や西武との争奪戦を制し、メジャー通算130発のグリーンウェル選手と、確実性は無いもののパワーが魅力的なハイアット選手を獲得。新監督に最高の戦力を与え意気揚々とシーズン開幕に向けて始動する事になります。

 

②助っ人の大誤算と投手の踏ん張り

しかしグリーンウェル選手は来日後我儘を言いたい放題で、明らかに調整不足でキャンプを過ごすと、開幕に間に合わず。さらにハイアット選手も調子が上がらず、結局は既存メンバーに頼ることに。

それでも4月は11勝11敗と五分の成績で終え、5月に待望のグリーンウェル選手が復帰。しかしゴールデンウイークはそれなりに活躍したものの、巨人戦で自打球を当て離脱。その伍「野球を辞めろという神のお告げがあった」という理由で現役を引退してしまいます。

この助っ人の大誤算もあり急遽球団は前年度中日で結果を残したコールズ、ハイアットのバックアップとしてシークリストを補強するも、コールズは怪我に悩まされ満足なパフォーマンスを見せられずにいます。

それでも先発の湯舟、川尻、藪投手に併せ、竹内、中込投手が奮闘。さらに横浜からテスト生を経て加入した伊藤敦規投手は初年度からキャリアハイの60登板を記録。弓長、田村、葛西投手と共にリリーフ陣を支える等、投手陣の踏ん張りが目立ちました。

 

③3年ぶりの最下位脱出

チームは6月まではほぼ5割を維持しAクラス入りも期待されましたが、夏場に急失速。8月を10勝16敗と大幅に負け越してしまい、結局は5位に。ナゴヤドームに移行した事で、前年まで猛威を振るっていた恐竜打線が全く機能しなかった中日の存在もあり3年ぶりの最下位脱出を果たしました。

また和田選手は開幕から21試合連続安打で打率を3割に、さらにドラフト1位で加入した今岡選手が才能の片鱗を見せ活躍。未来への希望を見せることになります。(その後高卒の関本、濱中選手が華を開かせ、球団史上稀に見る最高のドラフトになっていきます。)

 

久しぶりに最下位を脱出した吉田監督初年度。次のシーズンに大きな希望を持たせました。

 

では

 

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