今回は阪神タイガーズに入団が決定したハビー・ゲラ投手について書いていきたいと思います。
2023シーズンの成績(MLB)
17試合 0勝0敗 防御率6.05 WHIP2.02 19.1回 14三振 24四死球
経歴
ハビー・ゲラ投手は2012年にアマチュアフリーエージェントで遊撃手としてボストン・レッドソックスに入団。その後2015年にはキンブレル投手とのトレード要員の一人としてパドレスに加入し、2018年にメジャー初昇格を果たします。
それでも中々芽が出ない中2019年には投手転向を行い、その年にメジャー登板を果たし頭角を現すと、その後レイズ、ブルワーズでいずれもメジャーで登板する等素質の高さを見せます。
そして2023年のWBCでもパナマ代表としてプレーするも、シーズンは2チームに渡り投げるも結果を残せずシーズン終了後にFAとなり、2023年11月30日に阪神タイガース入団が決まりました。
①質の高いストレート
ゲラ投手は平均157㎞を誇る質の高いストレートと、曲がり幅が大きいスライダー(スイーパー)、カットボール、ツーシームを駆使したパワー型の右腕で、ストレートで押し切る投球スタイルで相手を抑えます。
特にストレートは被打率が低く、カウント・決め球としても有効。特に左打者にはどんどん投げ込んで凡打に仕留める等質は相当高いと言えます。
また右打者にはツーシームを左右に振り分けて投げる等コンビネーションにも秀でており、転向後僅か半年余りでメジャー昇格を果たすだけの器用さも持ち併せていると言えます。
②変化球の制球には難が
反面変化球の制球には難があり、シーズンの四死球はイニング以上を記録、昨シーズンから習得したスイーパーもまだまだ制御しきれていない印象です。
また三振を取れる球は持っているものの見極められているのか三振数は少なく、日本ではいかに変化球の精度を挙げられるのかが課題となってきそうです。
③欲を言えば守護神に
阪神での役割は主にセットアッパー、そして欲を言えば守護神の役割が求められています。
特に現状右で計算出来るのは石井投手と加治屋投手のみ。湯浅投手が再び守護神起用されると考えると枚数は足りなく起用のチャンスは多くなると思われ、昨シーズン途中で帰国するまでは活躍したK・ケラー投手並みの活躍は期待したい所です。
投手転向後僅か4年とまだまだ発展途上なゲラ投手。阪神でそのポテンシャルを最大限発揮し「アレンパ」に貢献出来るか、今から楽しみです。
では
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