今回は2023年阪神タイガーズの糸原健斗選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
69試合 .236 0本 5点 0盗 出塁率.337 OPS.587 四死球11 三振16
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①苦しんだ新しい役割
昨シーズン攻守に精彩を欠き自己ワーストとも言える結果に終わった糸原選手は、今シーズンは中野選手のコンバートにより出番の激減が予想され、現役ドラフトに入れられるのではないかと噂される等その起用法、去就にも注目されました。
それでもチームに残留しポジションも三塁手として考えられましたが、実際は左の代打起用がメインとなり開幕を迎えることとなります。
しかし開幕当初はその役割に苦しみ、中々結果が出せず打撃不振に。
その後代打機会が減る交流戦を迎えるにあたり、再調整として2軍に落ちる事となります。
②「こと起こし」の打席
しかし再昇格後は佐藤輝選手、そして渡邊選手が不振に陥っていたことからDHや三塁手として出場。すると昨シーズンには見せられなかった打撃での粘りや巧みな小技などの「嫌らしさ」が見えるようになり徐々に復調。
そして7月になると佐藤輝選手が1軍復帰した事で再び代打での起用がメインとなりますが、以降は左の代打としてらしいバッティングを披露。
特にチャンスで代打と言うよりはどちらかというと「こと起こし」的な起用になり、チャンスメイクや進塁打など求められる仕事を忠実に実行。本来の打撃センスを取り戻す事になり、結果後半戦での代打での打率は3割を超えチームに欠かせない選手に。
そしてポストシーズンでも5戦目にチャンスを広げるヒットを打つ等チームの日本一に貢献。さらにベンチでの振る舞いや若手への声掛け、そしてミエセス選手とのやり取りなどムードメーカーとしても素晴らしい振る舞いを見せ、1年間チームを支え続けました。
③計算出来る戦力として
来シーズンも現状佐藤輝選手がサードのレギュラー候補である為、ベンチから戦況を見つめることになりそうですが、やはり期待したいのは代打としての1本。
復活した本来の打撃を生かして、来シーズンはチャンスメイクだけではなく決勝打が増える事を願っています。
また今シーズンのように佐藤輝選手が不調になった際や何らかのアクシデントがあった場合でも計算出来る戦力となるので、三塁手としての活躍も期待しています。
常時試合に出なくても頼りになる選手として欠かせない存在となっている糸原選手。
来シーズンの活躍も期待しています。
では
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