今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
12回目は「トッテナム」です。
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基本フォーメーション
①「見続けたい」サッカー
オフには大エースのケインがバイエルンに移籍し転換期を迎えたチームでしたが、ポステコグルー監督はチームにポジティブな空気をもたらし一時期首位に躍り出る等躍進。
しかし司令塔のマディソンが怪我で離脱すると、守備陣の中心であったファン・デ・フェンも怪我。さらにロメロもファウルトラブルで離脱する緊急事態に。
そんな中ポステコグルー監督はエメルソンとベン・デイビスをセンターバックに抜擢するも、レギュラーに本職がいない状況は流石に苦しく5戦で4敗を喫します。
それでも狂気的とも言えるハイラインを突き通しアグレッシブなサッカーを展開すると、ロメロが復帰し16節から3連勝を記録し浮上。その後も安定感にはやや欠けるもファンの心を揺さぶる「見続けたい」サッカーを展開し、チームはチャンピオンズリーグ出場権を争っています。
②チームを救う「守護神」として
そんな中際立ったパフォーマンスを見せているのはヴィカーリオ。昨シーズンのエンポリではセリエA最多の152回のセーブを記録しチームを残留に導く活躍を見せたGKは新天地でも驚異的なセービングを披露しチームを救う「守護神」として大活躍。前述したような緊急事態に陥ったチームの中でも、逆転の芽を消さないパフォーマンスを見せています。
それに呼応するように新エースと期待されたソン・フンミンもゴールを量産。彼がアジアカップで抜けた後でもリシャルリソンがゴールを量産している状況で、攻撃力には不安はない状況であると言えます。
③他クラブに先だって獲得
それでもバックアップが信頼を得ていないダイアーだけ(後にバイエルンに移籍)のセンターバック陣はチーム最優先の強化ポイントでしたが、ジェノアからドラグシンを獲得。一時期はバイエルンなど他クラブの興味がありながらも一気に交渉をまとめ、先だって獲得することとなりました。
そしてソンが抜けた前線にはライプツィヒからヴェルナーを獲得。望んでいたであろうセンタフォワードタイプではないもののそのスピードと献身性は捨てがたく、チェルシーに渡った際に置いてきてしまった決定力を取り戻す活躍が期待されます。
恐らく今シーズンも優勝戦線には加わるのが難しいシーズンになりつつあるも、情熱といい意味の狂気も見せこれ以上ないポジティブな空気が吹いているトッテナム。今後の戦いも非常に楽しみです。
では
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