10戦無敗で首位と勢いに乗るトッテナムと、深刻な得点力不足で中々中位から抜け出せないチェルシーとのロンドンダービー。互いにライバルを叩いて波に乗り切りたい所です。
ということで先日行われたプレミアリーグ11節、トッテナムvsチェルシーの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
トッテナムは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するチェルシーは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合は互いにハイプレスを掛け合う激しい展開になりますが、先手を取ったのはトッテナム。マディソンから展開し逆サイドのクルゼフスキに渡りそのままドリブルでペナルティエリアまで侵入し左足を振り抜くと、ボールはディフレクションしそのままゴール。トッテナムが先制点を挙げます。
追いつきたいチェルシーはスターリングを中心に攻勢に出ますがヴィカーリオのセーブに阻まれ得点には至らず、逆にトッテナムにプレスを剥がされソンにゴールを許すもVARの結果オフサイドに。その後スターリングがカウンターからゴールを決めるもハンドの判定。スコアは動かないものの打ち合いの様相になります。
しかしカイセドのゴールが再びオフサイドで取り消されるも、その直前のプレーでロメロが足裏でタックルしたとして一発退場&PKの判定。得たPKをパルマーがきっちり決め同点になり、さらにトッテナムは数的不利の状態で試合を再開することとなります。
さらに後半ロスタイムにはファン・デ・フェンが負傷退場。前半だけでレギュラーセンターバック2人を失う事態になり前半を終えます。
後半
後半チェルシーは苦しんでいたコルウェルに代えククレジャを投入し攻勢に出ると、トッテナムはカウンターを受けた際のウドジェのタックルが2枚目のイエローカードとなり退場処分に。まさかの9人でのプレーを余儀なくされます。
しかしポステコグルー監督は強気の高いラインを維持。ダイアーとホイビュアの急造センターバックコンビは魂を見せる守備を披露し、ヴィカーリオはスイーパーGKとしてピンチの芽を潰しチェルシーを苦しめるも、スルーパスに抜け出したスターリングのパスからニクラス・ジャクソンが流し込み遂に逆転に成功。
直後にセットプレーからダイアーがネットを揺らすも無情にもオフサイド。その後ニクラス・ジャクソンに2得点を許しそのまま試合終了。
トッテナムはトラブルが続きリーグ戦今季初敗北を喫しました。
総評
トッテナムは結果的にスコアを離され敗北することになりましたが、最後までラインを高くしてあわや同点ゴールのチャンスを作る等、全体的には素晴らしいパフォーマンスを見せました。
特にヴィカーリオがスーパーセーブに併せてスイーパーとしても機能。急造センターバックも素晴らしい守備を見せ、彼らがいなければもっと大差がついてもおかしくない試合でした。
ただこの奮闘とチェルシー攻撃陣の出来を考えるとハイラインでは無くブロック守備でも良かったのではないかと思われ、スピードに優れたファン・デ・フェンありきな高いライン設定を行うポステコグルー監督の次の試合での判断に注目されます。kichitan.hatenablog.com
対してチェルシーは結果的に大勝ながらも内容は散々で、数的優位になるまでは完全に流れを持っていかれていました。
特にスターリングの突破頼りの攻撃は単調で読みやすく、スコアラーを求められているニクラス・ジャクソンはオフサイドを連発。メンタル的には良く似た監督に率いられているだけに完成度の違いを見せつけられた形となりました。
勝ち点以外にも失うものが多かった試合になったトッテナム。この難局をどう乗り越えることが出来るのか、今後の戦いにも注目です。
では
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