今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第18回目は「トッテナム」です。
主な加入選手
ヴィカーリオ(←エンポリ)
ウドジェ(←ウディネーゼ)
ファン・デ・フェン(←ヴォルフスブルク)
マディソン(←レスター)
ソロモン(←シャフタール)
ロ・チェルソ(←ビジャレアル)
ベリス(←ロサリオ・セントラル)
ブレナン・ジョンソン(←ノッティンガム)
主な放出選手
タンガンガ(→アウクスブルク )
ラングレ(→バルセロナ)
ルーカス(→サンパウロ)
ダンジュマ(→ビジャレアル)
ケイン(→バイエルン)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ4位以内
FAカップ優勝
新シーズンのノルマ
リーグ6位以内
①遂に訪れたエースの移籍
昨シーズンコンテ監督の途中解任、そして守備崩壊により終盤に失速しまさかの8位に終わったトッテナム。
オフにはそんな中でも30ゴールを記録したエースケインの移籍話が再浮上しレアルマドリードやマンチェスターユナイテッドへの移籍話が過熱。
しかしチームはその狂騒の中ヴィカーリオ、マディソン、ファン・デ・フェン、ソロモン等実力者を獲得し陣容を整え新シーズンに備えていきます。
ただケインの意思は揺るがず、遂に開幕直前にセンターフォワードを熱望していたバイエルンに移籍。契約残り1年の30歳の選手に1億€を引きだしたレヴィ会長の手腕は評価されるものの、2014-2015シーズンからチームの象徴として活躍した選手の喪失感は、例え前もっての通達はあったにせよ大きなものとなりました。
②即座にフィットし中核に
しかし開幕から6戦で4勝2分と想定外とも言える好スタートを切ります。
その躍進の立役者となったのはマディソンとビスマ。前者は即座にチームにフィットし、その推進力と技術を遺憾なく発揮し決定的な働きを連発。ソンフンミンとの相性も良く今や攻撃の中核となっています。
また後者は消化不良だった昨シーズンの鬱憤を晴らすかのような強度の高い守備と的確なカバーリングでチームを支え、高いプレス耐性も見せやや強引とも言えるビルドアップを成立させています。
そして移籍最終盤に加入したブレナン・ジョンソンもキレのある動きを見せており、今後が期待されます。
③チームの空気を変えた指揮官
ただ昨シーズンまで暗かった空気を一気に変えたのはポステコグルー監督。
セルティックでの実績を引っ提げプレミアリーグに乗り込んだ指揮官は相次ぐ監督交代、そしてエースも移籍とクラブに対する不信感が募る難しい状況の中、的確なマネジメントを見せ見事にチームを立て直すことに成功。正直ここまでメンタル面で持ち直すとは思いもしませんでした。
まだまだ中盤の質に頼ったビルドアップや度々裏を取られ安定感に乏しい守備陣等課題は多くあるものの解決には強度やメンタルの充実があっての事。
これからは対策が取られ勝ち切れない試合も増えるとは思われますが、このメンタリティーを維持できれば選手の質は確かなものがあるだけに、チャンピオンズリーグ出場権獲得も現実的になりそうです。
指揮官のマネジメントによって再び戦う気力を取り戻したトッテナム。今後の戦いも注目です。
では
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