2連勝を挙げる等開幕時の不調からは抜け出せつつあるチェルシーと、内容的には苦しいものの未だ無敗を維持しているアーセナルとの「ビッグロンドンダービー」。好勝負が期待出来そうです。
ということで先日行われたプレミアリーグ9節、チェルシーvsアーセナルの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
チェルシーは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するアーセナルは守備4-4-1-1の4-3-3を採用していました。
試合はホームのチェルシーが積極的に試合を動かし、スターリングを中心にしたサイドアタックで攻勢を仕掛けていきます。
するとスターリングのクロスに飛び込んだムドリクのシュートがサリバの手に当たったとしてPKの判定。パルマーがきっちり決め先制点を挙げます。
追いつきたいアーセナルですがポジションチェンジをし過ぎているのかポジショニングの被りが頻繁に見られ効果的にボールを運べず停滞。インサイドハーフで起用されたライスが良いタイミングで飛び出す等躍動するも得点には至らず、逆にチェルシーにカウンターを許し劣勢のまま前半を終えます。
後半
後半アーセナルはスターリングに圧倒されていたジンチェンコに代わり冨安を起用。すると安定した守備と的確なポジショニングで好守においてバランスを整えていきます。
しかしチェルシーはカウンターからムドリクが放ったクロス性のボールがそのままゴールインし、チェルシーが貴重な追加点を挙げます。
流れを変えたいアーセナルはスミス・ロウ、エンケティアを投入すると、相手のビルドアップのミスで拾ったボールをライスがダイレクトで合わせ1点を返します。
さらにアーセナルはハヴァーツ、トロサールを投入し攻勢を強めると、サカがカットインしてクロスを送ると走り込んだトロサールが滑り込みながら見事に合わせ同点に。
そのままスコアは動かず試合終了。勝ち点1を分け合うこととなりました。
総評
チェルシーとしてはミスから崩れ同点に追い付かれる何とも勿体ない試合となりました。特にビルドアップはまだまだ安定しておらず個の判断にゆだねている状態。特に起点となっているコルウェル、ロベルト・サンチェスは明らかにパスコースを見つけるのに戸惑っており、今後の課題となってくると思います。
それでもギャラガーは高い位置でのプレーで攻守共に躍動し強度高いパフォーマンスを見せると、チアゴ・シウバは流石とも言える守備を見せ活躍。次の試合に大きな希望を残しました。
一方アーセナルはポジションチェンジを頻繁に行うものの選手達の意識の違いもありビルドアップが停滞。調子が良かったのはシンプルにプレーしていたので少し難しい事をし過ぎな印象が強いです。
それを見事修正したのは冨安で、投入された後はその高い判断力を生かして驚く程ビルドアップがスムーズに。攻撃参加も積極的に行っており素晴らしい働きを見せました。
またライスはインサイドハーフで躍動し1ゴールもマーク。やや降り過ぎでビルドアップが停滞するアンカー起用よりも適任であるかも知れません。
共に課題が見えつつも白熱した戦いを見せた両チーム。今後の戦いも注目です。
では
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