アーセナルvsセビージャ～スコア以上の力の差を見せつけ快勝したものの～【サッカー】

前節の勝利で首位に立ちこのままの勢いで首位固めしたいアーセナルと、勝利してグループリーグ突破に繋げたいセビージャとのリターンマッチ。未だ混戦模様になっている中、熱い戦いが期待されます。

ということで先日行われたチャンピオンズリーググループリーグ3節、アーセナルvsセビージャの感想です。

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両チームのスタメン＆結果

前半

アーセナルはトップにトロサールを起用した守備4-4-2の4-3-3、対するセビージャは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。

試合はアーセナルがボールを保持し、マルティネッリ、ライス、冨安が好連携を見せる左サイドを中心に攻勢を仕掛け相手を押し込んでいきます。

対するセビージャはハイプレスは嵌らず、ビルドアップもコース作りが遅くボールを前に運ぶことが出来ず相手を好きにさせることに。するとライスがプレスでボールを奪うとサカに渡りグラウンダーのクロスをトロサールが押し込み先制点を挙げます。

さらにアーセナルは攻勢を続けるも得点は奪えずにいますが、プレスバックが早い為セビージャも全く崩しの糸口を見つけられず、そのまま前半を終えます。

後半

後半アーセナルは冨安に変えてジンチェンコを投入し、前半と同様セビージャを押し込んでいきます。

するとマルティネッリ―のパスで抜け出したサカが鋭い切り返しから見事なゴールを決め追加点を挙げます。

セビージャはセットプレーやショートカウンタで活路を見出そうとするものの決め手に欠け時間だけが過ぎ、そのまま試合終了。

アーセナルが連勝を果たし、グループリーグ突破に大きく前進しました。

総評

アーセナルは終始相手を圧倒し、スコア以上の力の差を見せつけ快勝。3-2-5のビルドアップ、そして練度の高いハイプレス等、攻守共にハイレベルなサッカーを繰り広げていました。

特にマルティネッリ、サカの両ウイングは崩しの面で絶大な存在感を示しセビージャ守備陣を幾度となく混乱に陥れる事に。それだけにサカの怪我の状態が気がかりで、冨安も試合後に前半だけでの交代は違和感があったことが判明。くれぐれも重傷でないことを祈ります。

対するセビージャはこの敗戦でグループリーグ最下位に転落。さらに内容も乏しく突破はかなり難しくなったと言えるでしょう。ただこの節は現在5試合勝ち星なしで15位に沈むリーグ戦に専念する為にラキティッチ、オカンパス、ナバス、アクーニャなど主力を大幅に入れ替えて臨んだもの。

それでも余りにも稚拙な内容であることなのは確かなので、残念ではありますが今大会のセビージャも良くてヨーロッパリーグに回りそうです。

スコア以上の力の差を見せつけ快勝したものの、主力を失いそうなアーセナル。この苦境からどう立ち向かっていくか、今後も注目です。

では

きちのうすめ雑記