今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第12回目は「ACミラン」です。
主な加入選手
スポルティエッロ(←アタランタ)
ロフタス=チーク(←チェルシー)
ロメロ(←ラツィオ)
プリシッチ(←チェルシー)
ラインデルス(←AZ)
ムサ(←バレンシア)
オカフォ(←ザルツブルク)
チュクウェゼ(←ビジャレアル)
ヨビッチ(←フィオレンティーナ)
主な放出選手
タタルシャヌ(→未明)
ガッビア(→ビジャレアル)
バロ=トゥーレ(→フルハム)
デスト(→バルセロナ)
トナリ(→ニューカッスル)
デ・ケテラーレ(→アタランタ)
サーレマーケルス(→ボローニャ)
ブラヒム・ディアス(→レアルマドリード)
バカヨコ(→チェルシー)
イブラヒモビッチ(→引退)
レビッチ(→ベジクタシュ)
メシアス(→ジェノア)
オリギ(→ノッティンガム)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ制覇
チャンピオンズリーグベスト8以上
コッパイタリア優勝
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
チャンピオンズリーググループリーグ突破
①チームの象徴の売却と大型補強
昨シーズンオフに新オーナー体制となりチャンピオンズリーグでの躍進もありオフの強化に期待されたミランでしたが、近年の躍進の立役者であったイブラヒモビッチが引退を表明、さらに「レジェンド」マルディーニ氏、マッサーラ氏の解任、チームの象徴だったトナーリをニューカッスルに売却と激震が走った移籍市場前半となりました。
しかしその後ロフタス・チーク、ラインデルス、ムサとトナーリの穴を埋めようとする補強。さらに長らく弱点だった右サイドにプリシッチ、チュクウェゼを迎え、ジルーの代役としてオカフォー、ヨビッチを獲得。
ピオリ監督が好むであろうフィジカルに秀でた選手を多く獲得する総額1億€の大型補強を敢行しました。
②弱点の強化と中盤に君臨するバランサー
そして開幕を迎えるとプリシッチが開幕2戦連発と好スタートを切ると、トナーリが抜けた中盤もラインデルスがバランサーとしてユーティリティー性に優れたクルニッチ、フィジカルと技術に秀でたロフタス・チークを生かす形で君臨。
どうしても展開力には乏しいもののビルドアップもカラブリアが偽サイドバックとしてサポートすることで機能し、べナセルの長期離脱を感じさせない程の強度の高さを見せチームは開幕3連勝を果たしました。
③継続的な強さを示せるか
しかし3連勝で迎えたインテル戦は1-5の大敗。強豪相手にはボールは回せども打開はテオ、レオン、ジルーに頼りがちになる所はまだ解消されておらず、完成度の違いを見せつけられました。
またバランサーとして欠かせない存在であるラインデルスが抜けた際のオプションは今のところ見当たらず(ムサ、クルニッチのダブルボランチが有益かと思われます。)、新加入のオカフォー、ヨビッチも2トップの1角が適正があり(しかもどちらもジルーありきのセカンドトップタイプです。)、今後主力選手が抜けた際に同レベルのパフォーマンスを見せ継続的な強さを示せるかが勝負となりそうです。
昨シーズンは現有戦力への依存が強く停滞感が否めなかったミラン。今シーズンはその状況を打破するようなピオリ監督の組織作りが期待されます。
では
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