共にアクシデントは多いものの好スタートを切った2チーム。近年ユベントス相手には強いミランがホームでどのような戦いを繰り広げるのか、注目です。
ということで先日行われたセリエA9節、ACミランvsユベントスの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
ミランはサスペンションの関係でGKにミランテ、左サイドバックにフロレンツィを起用した守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するユベントスはミリク、キーンを2トップに起用した守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合はミランが両サイドバックを絞った形でビルドアップを行い、ラインデルス、ムサが3センターハーフの脇でボールを受ける形でボールを循環させボールを保持。対するユベントスは右サイドのマッケニー、ウェアを起点としたロングカウンターでチャンスを伺う形になります。
しかしミランはユベントスの陣形を崩す効果的な縦パスを刺せず攻撃は両ウイングの打開頼み、ユベントスもボールの奪い所を見つけられず散発的なカウンターやミドルシュートに終わり膠着状態になります。
ただウェアの縦パスに抜け出したキーンをティアウが後ろから倒してしまい1発退場。プリシッチを交代するカルルを投入した為右からの攻撃力がほぼ無くなりユベントスに押し込まれる展開になりそのまま前半を終えます。
後半
後半は数的優位で試合を進めるユベントスがボールを保持。ヴラホビッチ、カンビアーゾを投入し打開を試みます。
するとボックス手前からロカテッリがシュートを放つと、ブロックに入ったクルニッチに当たりディフレクションするとそのままゴールに吸い込まれ均衡が崩れます。
その後ミランはレオンや交代したヨビッチが打開を試みるも決定機には中々至らず、ユベントスもトドメを刺そうと猛攻をかけるもミランテのセーブに阻まれそのまま試合終了。
ミランは今季2敗目で首位陥落、ユベントスは上位対決を制し勝ち点差を縮めることに成功しました。
総評
ミランは良い戦いを繰り広げていただけに退場が響き今季2敗目。特にユベントスを押し込んでいた時間帯の戦い方には興味を引かれたので余計に残念に思います。
ただラインデルスが繋ぎに参加したことによる奥行きの無さが目立ち相手守備陣を崩しきれなかったのは事実。守備では頑張っていたものの判断力に欠けていたムサの奮闘に期待したいです。
そんな中活躍したのは2021年5月以来の公式戦スタメン出場となったミランテ。失点は不運な部分も多く、さらに終盤ではセーブを連発。健在ぶりをアピールしました。
一方ユベントスは数的優位になるまでは堅守速攻に専念。退場者が出た後は攻勢に出て幸運な形で先制点を奪いそのまま勝利と結果的に英断となりました。しかし前線からのプレスはデザインされておらず引きこもるばかりで、行っているサッカーは弱小チームのそれ。抱えているタレントを考えるともう少し前に出ても良いかなとも思えてしまいます。
それでもブレーメルはジルーとバチバチにやり合い、後半からはレオンに対応。いずれも奮闘しており、守備の中心であることを示しました。
退場により大きく流れが変わってしまった1戦。もう少しお互いの狙いを見てみたかった試合でした。
では
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