ACミランvsパリSG～アウェーでの屈辱を見事ホームで返す～【サッカー】

前節パリが快勝を果たし一歩抜け出したグループF。未だ無得点＆未勝利のミランがどこまで食らいつけるか、注目です。

ということで先日行われたチャンピオンズリーググループリーグ4節、ACミランvsパリSGの感想です。

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両チームのスタメン＆結果

前半

ミランはロフタス・チークをトップ下に起用した守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するパリSGは4-3-3を採用していました。

試合は共に主導権争いを繰り広げますが、コーナーキックをマルキーニョスがフリックするとシュクリニアルがダイビングヘッドで押し込み、パリがいきなり先制点を挙げます。

しかしミランもレオンを起点に攻勢をかけると、ジルーのシュートはドンナルンマに弾かれるもレオンがバイシクルシュートを決め即座に同点に追いつきます。

その後はボールを保持するパリ、そしてカウンターに転ずるミランの図式になり、デンべレのシュートがクロスバーに跳ね返ると、ロフタス・チークの持ち上がりからジルーがシュートに持ち込む等一進一退の攻防となっていきます。

それでも得点は生まれず同点のまま前半を終えます。

後半

しかし後半開始するといきなり試合が動きます。左サイドからテオがクロスを放つと、ジルーがシュクリニアルの上から豪快なヘッドで叩き込み逆転に成功します。

その後パリは3枚替えを敢行し布陣も4トップに変更。攻勢をかけイ・ガンインのポスト直撃弾もありながらもミランのセーフティ重視の守備から得点には至らずそのまま試合終了。

ミランがグループリーグ初勝利を挙げグループリーグ突破に望みを繋ぎました。

総評

ミランはホームで見事リベンジを果たしグループリーグ初勝利。声援の後押しもあり終始気持ちがこもったプレーでスタジアムを盛り上げました。

特にレオンは攻撃面での活躍だけでなくいつもは見せない守備面でも献身性を見せ、エースに相応しい活躍。前線で体を張り続けゴールも奪ったジルー、そしてカウンター時での推進力と最も得意なプレーを選択できたロフタス・チークと共に勝利の立役者となりました。

一方パリはボールを支配しながらもミランのカウンターに屈し敗戦。特に両ウイングの守備の貢献がほぼ皆無な為守備時でかなり困難な状態に。前残りと言えば響きは良いものの常に２～３人がプレスバックしない状況は現代サッカーにおいて致命的とも言え、もう少し守備意識を持たせることが必要であるとは思います。

しかしそんな中でもドンナルンマは幾度となく危険なシーンを防ぐ活躍。古巣のブーイングにも屈さず素晴らしいパフォーマンスを見せたと言えます。（ただ偽札を投げ入れるのはやりすぎだとは思います。）

アウェーでの屈辱を見事ホームで返したミラン。この結果勝ち点3内で4チームがひしめく状況となり、文字通りの「死の組」に。今後この2チームがどのような戦いを見せてくれるのか、注目です。

では

きちのうすめ雑記