共に開幕3連勝と波に乗っている状態で臨めるミラノダービー。白熱した戦いが繰り広げられそうです。
ということで先日行われたセリエA4節、インテルvsACミランの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
インテルは守備5-3-2の3-5-2、対するミランは4-3-3を採用していました。
試合は早々に動き、テュラムが粘ってキープした所のマイナスのクロスをディマルコが受けシュート性のボールを放つと、ペナルティエリアに侵入したムヒタリアンが合わせ開始5分でいきなり先制します。
追いつきたいミランは左サイドを中心に攻めていきますが、構えたインテルのブロックを崩すアイデアに乏しく、瞬間的な連携からジルーのパスからテオが押し込むもボールは枠外に。同点に追いつけないでいると、ロングカウンターからボールを受けたテュラムが素晴らしいシュートをファーに突き刺し追加点を挙げます。
ミランは引き続き攻勢に出るもインテルの堅守に阻まれそのまま前半を終えます。
後半
後半に入ってもミランがボールを保持する形になると、ジルーのポストプレーから抜け出したレオンがシュートを決め1点差に詰め、反撃の狼煙を上げます、
しかしインテルは3枚替えを行いロングカウンターからムヒタリアンがこの日2ゴールとなる追加点を挙げ再び突き放すと、同じく3枚替えを行い3トップで攻勢をかけようとするミランをあざ笑うかのようにカウンターを繰り出し、ペナルティエリア内でラウタロ・マルティネスとテオが接触しPKを獲得。
チャルハノールがきっちり決め3点差とすると最後もロングカウンターからのムヒタリアンのパスをフラッテージがチーム加入後初ゴールで仕上げそのまま試合終了。
インテルが今季最多5得点を挙げライバルを粉砕しました。
総評
インテルは最もチームが得意な低い位置からのボール奪取→ロングカウンターが見事に嵌り5点大勝。対ミラン公式戦5連勝となりその勢いを更に強める形となりました。
この試合極上の輝きを見せたのはムヒタリアン。2ゴールを決めるだけではなく豊富な運動量と的確なポジショニングでカウンターの起点になり続けゲームをコントロール。
カウンターの先鋒として機能したテュラムと共に攻撃の中心となっていました。
そして強力な左サイド相手に奮闘しアシストを記録したダンフリースの働きも特筆に値し、両サイドから効果的な攻撃を繰り広げられたことが分かります。
対するミラン前節と同様ボールを保持しながらも練度の高い5バックを崩せずレオンの単騎突破やジルーのポストプレーに頼るばかり、さらにビルドアップのミスを突かれロングカウンターを喰らう等、戦い方の未熟さを露呈しました。
現状ではボール保持をある程度捨て、相手にボールを持たせての中盤の強度を生かしたショートカウンターが最も得意な形であるので、早いうちの先制点献上も大きかったですがこのような戦いを続けられれば大敗には繋がらなかったと思われます。
いかにポゼッションに拘らずフィジカルや強度を前面に出したサッカーを展開しきれるか、特にビルドアップが通用しない対インテル戦に関してはカギとなってきそうです。
見事に策が嵌り大勝したインテル。今シーズンもセリエAを盛り上げてくれる存在となってきそうです。
では
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