18年ぶりに行われたチャンピオンズリーグでのミラノダービー。リーグ戦とはまた違う緊張感ある試合が見られそうです。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、ACミランvsインテルの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
ミランは負傷のレオンの代わりにサーレマーケルスを起用した守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するインテルはアンカーにチャルハノールを起用した守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合はいきなり大きく動くこととなります。チャルハノールのコーナーキックをジェコがダイレクトで合わせ先制点を奪うと、さらにディマルコの突破からの折り返しをムヒタリアンが見事に合わせて僅か11分でインテルが2点を記録します。
さらにチャルハノールのシュートがポストに直撃、ムヒタリアンのシュート等猛攻を仕掛けますがGKメニャンのセーブもあり追加点を許しません。
さらにべナセルが早々に負傷退場し暗雲が立ち込めます。
何とか反撃したいミランですが個々の意識に統一感が無く布陣は間延びに。さらに元々苦手だったビルドアップも悉く引っ掛かり攻撃の形を作れないまま、ボール処理をミスしたケアーが抜け出したラウタロ・マルティネスを倒してしまいPKの判定。VARの結果ノーファウルになったもののインテルが終始ペースを握ったまま前半を終えます。
後半
後半ミランはハーフタイムで意識を統一したのが布陣がコンパクトになり主導権を握っていこうとします。
それでもインテルのカウンターに晒されメニャンのセーブに頼ることが多くなるものの確実にチャンスを作れており、ティアウ、オリギを投入後トナーリのシュートがポストに当たる場面も作ります。
しかし終盤にかけてフレッシュな人材を次々と投入したインテルがしっかりとボックス守備を敷き守り切り、そのまま試合終了。ミラノダービー第1ラウンドはインテルが制することとなりました。
総評
ミランは立ち上がりの失点が全てだったと言えます。その予想外とも言える失点でチームは浮足立ち、個々がバラバラ仕掛ける形になりまともに攻撃の形を作れずにいると、後半は何とか盛り返すもののレオンという絶対的な崩しの切り札を失っているチームに跳ね返す力はありませんでした。
しかしメニャンの活躍もあり差を2点に抑えたことは非常に大きく(サッカーにおいて2点差は一番怖いとされるスコアです)、1週間後の2ndレグまでにレオンが万全の状態で戻ってこれれば十分チャンスはあるでしょう。
一方インテルは早い時間で得点を奪い、その後はブロック守備からのカウンターで仕留めるという完璧とも言えるゲームプランを遂行させ勝利。
トドメとなる3点目を奪えなかったことはやや痛いながらも、2ndレグも同様の戦いが出来る事で確実に決勝への道は広がったと言え、良い準備をしていきたい所です。
そんな中際立っていたのはジェコとムヒタリアン。前者は先制ゴールだけでなくポストプレーでも大きな貢献。後者もゴールだけではなく周りへのサポートや的確なパスワークで存在感を示しました。
理想的な試合運びで1stレグを制したインテル。ミランは2ndレグにどのような戦い方が出来るか、注目です。
では
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