今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第9回目は「ドルトムント」です。
主な加入選手
ベンセバイニ(←ボルシアMG)
ヌメチャ(←ヴォルフスブルク)
ザビツァー(←バイエルン)
フュルクルク(←ブレーメン)
主な放出選手
ラファエル・ゲレイロ(→バイエルン)
シュルツ(→未定)
ベリンガム(→レアルマドリード)
ダフード(→ブライトン)
パスラック(→ボーフム)
モデスト(→アル・アハリ)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ制覇
チャンピオンズリーグベスト8以上
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
チャンピオンズリーググループリーグ突破
①軸の相次ぐ移籍でチーム力が低下
昨シーズンはバイエルンの不振もありリーグ優勝が間近に迫りながら最終節で自滅してまさかのV逸。
更に2021年のサンチョ、2022年のハーランドに続き今オフにはべリンガムがレアルマドリードに移籍。近年金の卵を掘り当て育成、そして巨額の移籍金を生み出しサイクルを回すクラブ方針は流石ながら、軸の相次ぐ移籍でチーム力が低下してしまっています。
その埋め合わせをする為にオフにはべリンガムの後釜としてヌメチャ、ザビツァ―、バイエルンに去ったゲレイロの後釜にベンセバイニを獲得。また昨シーズンのブンデスリーガ得点王であるフュルクルクをブレーメンから獲得する等チーム強化は行っているもののチームの絶対軸になりそうなのはリーグ屈指の左サイドバックであるベンセバイニぐらいで、今シーズンは既存選手の更なるレベルアップに望みを託すことになりそうです。
②組織作りに手間取る
また昨シーズン、べリンガムに多くを依存(特にビルドアップ面)していた為、組織作りに手間取っており攻守のバランスに苦心。
2節のボーフム戦で早くも引き分けると、昇格組で2連敗スタートであったハイデンハイムに判定に泣くも連続ドローを喫し相手にブンデスリーガ初勝ち点を与えることに。
特に守備陣は守護神コーベルは奮闘しているもののズーレ、シュロッタ―ベックは中盤の構成力不足もあり不安定なパフォーマンスに。まずはセンターラインを整えることが最重要となっています。
攻撃陣はマレンは2試合連続ゴールと好発進。昨シーズンの好調を維持しているブラント、ポストプレーヤーとして不可欠なアレと共に攻撃の中心としての活躍が期待されます。
③「死の組」に
そしてチャンピオンズリーグでもパリSG、ミラン、ニューカッスルと同居する「死の組」に組み込まれる事に。現状完成度ではミラン、ニューカッスルに劣り、さらにパリには単純に選手の質に差があり突破は困難とも言えます。
サブに甘んじており燻っているバイノー=ギテンス、ムココ、アデイェミの爆発があれば勿論決勝トーナメント以降も見据えられる陣容になるものの、テルジッチ監督は優秀なモチベーターであるものの戦術面で大きな上澄みが期待出来ない今、ブンデスリーガではチャンピオンズリーグ出場権内、チャンピオンズリーグではグループリーグ突破が現実的な目標となってくるでしょう。
軸になっていた選手の放出で新たなサイクル作りに迫られているドルトムント。今後の戦いにも注目です。
では
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