きちのうすめ雑記

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The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War~「英雄」とは?~【軌跡シリーズ】

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今回は「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」について書いていきたいと思います。

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①北方戦役を描写

本作の舞台は七耀暦1205年のゼムリア大陸を舞台にしており、「閃の軌跡Ⅱ」と「閃の軌跡Ⅲ」の間に発生した「北方戦役(Northern War)」を描写しています。

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ノーザンブリア地方は元々かつてはノーザンブリア大公国と呼ばれ大公家が統治していましたが、七耀暦1178年7月1日に公都ハリアスクの近郊に謎の白色の巨大物体が出現し、三日間の内に公都を含む大公国の三つの行政区が塩に沈み、大公国の全人口の8分の1が死亡しました。(塩の杭事件)

その大災害の際に、国家元首バルムント大公はレミフェリアに亡命しており、国を見捨てた大公への怒りは革命へと代わり、1179年に革命により大公家による統治が打倒され選挙により民主議会が発足、「ノーザンブリア自治州」と名を変える事となりました。

しかし元々過酷な気候である上に産業基盤も失われており、人々を食い繋がせていたのが猟兵団(北の猟兵)の活動による外貨のみであり、かなり苦しい状態に。

そんな中、エレボニア帝国政府に猟兵団の非人道的な作戦行動(ケルディック焼き討ち)に関しての高額な賠償要求を請求されることになり、自治州は大きく揺らぐこととなります。

 

②「英雄」とは?

本作の主人公はオリジナルキャラのラヴィ・ウィンスレット。北の猟兵団に所属している少女ですが、祖父は「ノーザンブリアの英雄」ヴラド・ウィンスレット。

彼女は素性を隠し、ノーザンブリアを捨てた祖父とは違うことを証明する為に入隊し数々の任務を遂行し紫電のバレスタインの再来」と言われる程に。

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そしてある日エレボニア帝国への内偵任務を命じられ、帝国に侵入。帝国の英雄「灰色の騎士」との接触を得て「英雄」とは何なのかを考える事に。

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しかし結社の暗躍により自身や国が巻き込まれる北方戦役が勃発。彼女は数々の人との交流を通して反発していた祖父の想いに気付き、戦争を止める為動くこととなります。

 

③原作の情報量を処理しきれていない印象

本作はなるべく説明しようとしてはいたものの世界情勢や戦争に至る駆け引きもあり、原作の情報量を処理しきれていない印象が強いです。

その為理解しようとすればかなり敷地の高い作品となっており、実際私も度々年表を見返す事となりました。

また作画や演出も特段優れているものは無く展開もかなり急と、原作の相当なファンでない限りは中々楽しめない部分があり正直1アニメ作品としては物足りない部分もあります。

それでもBGMは素晴らしく、さらに原作のキャラが所々で登場し見つけた時には嬉しい気持ちになる等、ファンサービスも豊富で、原作のコアファンは十分楽しめる内容となっています。

 

アニメ化はコアファンは勿論の事、新規ファン獲得の為に行われているコンテンツであると思います。そういう意味では物足りなく、少し残念な作品であったと言えます。

 

では

 

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