※ネタばれ有
今回は「英雄伝説 黎の軌跡」について書いていきたいと思います。
【本編クリア時】プレイ時間71時間 レベル75
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①舞台は共和国へ
今作から舞台はカルバード共和国へ移ります。ゼムリア大陸西部の東部に位置する民主主義共和国家で、建国当初は王政でしたが当時学生であった女性革命家シーナ・ディルクの主導で起きた民主化革命によって民主共和制が施行されることとなります。
その影響か多種多様な民族や文化が混在しており、和服や日本式建物、中華街(クロスベルに一部文化が移されています。)、中東系の文化などが見られますが、同時に移民問題が社会問題に発展しており、中には「反移民政策主義」を掲げて過激な行動をする団体も存在しています。また帝国程ではありませんですが、少なからず選民思想も残っています。
また「閃Ⅳ」で行われた、帝国の起こした大戦の賠償金で国は潤い経済大国に。しかしその好景気の裏でマフィアの勢力拡大や抗争も絶えない等、長年の悩みもあります。
②シビアなシナリオと様々な勢力の登場
そんな中主人公のヴァンは「裏解決屋(スプリガン)」として、警察にもギルドにも「頼めない」依頼をこなすこととなります。予想したような楽しみ方では無く、主にテキストベースで展開されますが、その内容はかなりシビアで、「死」や「不正」が当たり前のように登場しており、勧善懲悪では無いものが多いです。その為プレーヤーは度々解決の為に判断を迫られることとなり、それによって後々の協力者が変わってきます。
また様々な勢力が登場しており。これまでの遊撃士協会、身喰らう蛇、星杯騎士団に加え、
・黒月、アルマータ等のマフィア
・クルガ戦士団、アイゼンシルト、斑鳩等の猟兵団
・マルドゥック総合警備会社、CID(中央情報省)
等の組織が入り乱れ、時には協力しつつ権力争いを繰り広げます。正直かなりややこしいですが、その決着の付け方も含めてかなり斬新な試みであったと思います。
③フィールドバトルの追加
また追加要素として「フィールドバトル」が挙げられます。所謂アクション要素が付いたものですが、あくまで戦闘で有利に進める為のシステム(スタン効果等があります。)で、ダメージ自体も多くなくなく行えるアクションも決して豊富ではありません。
恐らく試験的なシステムなので、後作では更にブラッシュアップかと思います。将来的には「イースシリーズ」とはまた違うアクション要素満載のシステムが編み出されるかも知れませんね。
次は印象に残ったキャラについて書いていきたいと思います。
では
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