※ネタばれ有
今回は英雄伝説 英雄伝説 閃の軌跡Ⅲについて書いていきたいと思います。
主なパーティー リィン ユウナ クルト アルティナ クリア時間78時間
①新Ⅶ組
今作から主人公のリィンはトールズ士官学校・リーヴス第Ⅱ分校の「教官」に就任します。所謂先生ポジションとなり、
・旧クロスベル自治州出身の元警察学校出身のユウナ
・帝国の武門・ヴァンダール家の次男、クルト
・元貴族連合所属の戦術殻使い《黒兎》、アルティナ
・スラム育ちの不良青年、アッシュ
・帝国・イーグレット伯爵家出身の謎めいた少女、ミュゼ
という一癖も二癖もある「新Ⅶ組」の生徒たちを教えることになります。また教官も癖揃いで、
・分校長が作中最強クラスの実力者《黄金の羅刹》オーレリア
・生真面目で堅物のエリート特務少佐《不撓》ミハイル
・帝国随一の頭脳とわれる導力工学者、シュミット
・元零の軌跡、蒼の軌跡でお馴染み、元「特務支援課」ランディ
などこれまた曲者揃いです。このアクの強いメンバーと教官として学園生活。ものすごいハードモードですね。
②邪魔される≪灰の騎士≫
今作では新Ⅶ組を活躍させるためにか、破格の性能を誇る≪灰の騎士≫ヴァリマールは出撃を悉く邪魔されます。しかもさもお決まりのパターンの如く、、、。
やや単調なストーリーは何とかして欲しかった部分ではあります。
しかしリィンの教官としての成長や新Ⅶ組の掘り下げは上手く出来ていると思われます。旧Ⅶ組も出過ぎず出なさすぎずいい塩梅でした。
敵キャラでは碧の軌跡から合流した「シャーリィ」「カンパネルラ」「鉄機隊」の残り2名を加えた《身喰らう蛇》、死亡したとされた「猟兵王」ルトガー率いる「西風の旅団」、《鉄血の子供たち》、そして姿を見せつつある「黒の工房」と盛沢山です。
③絶望的なエンディング
今作はシリーズ屈指の「絶望的なエンディング」を迎えています。前述した組織がほぼ健在の敵軍に比べて味方は重要人物を何人も失ってしまいます。
特に空の軌跡からのファンにとっては衝撃的すぎる結末でした。
リィンは自我を失い暴走、敵勢力に捉えられ、新旧Ⅶ組は撤退することになります。
そしてオズボーンは「黄昏の御伽噺」の開始を宣言しエンディングを迎えます。
余りにも救いのない結末になってしまいました。
「それでは始めるとしよう、リィン。」
「世界を絶望で染め上げる、昏き終末の御伽噺を。」
次は印象に残ったキャラなどを書いていきたいと思います。
では