※ネタばれ有
今回は「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」に登場するキャラ「アンジール・ヒューレー」について書いていきたいと思います。
①夢と誇り
主人公ザックスの先輩兼指導係になっているソルジャーでクラスは1st。
真面目で責任感が強く堅実なことで知られてはいますが、堅苦しくなくフランクな一面も持っており、とっつきにくいセフィロス、唯我独尊で発言が電波なジェネシスとは親友の間柄になる等コミュニケーション能力が高く、後輩のソルジャーにも尊敬されている実質的なリーダーとも言える存在となっています。
夢と誇りを何よりも重要と考えており英雄を夢見るザックスに対しても夢を持つことを説き、あのセフィロスに対しても説教をするなど何かと凄いメンタリティの持ち主でもあります。
「英雄になりたければ夢を持つんだ そして誇りも。」
因みにジェネシスとは幼馴染の関係で、故郷のバノーラ村での少年時代の貧乏暮らし自慢が持ち芸でとなっており、よくザックスにも話しています。
また常に背負っているバスターソードは父親が死ぬまで苦労してアンジールに買い与えたもので、所謂「まじない用」として殆ど戦闘では使用していません。
「使うと汚れる 欠ける 磨り減る――そっちの方がもったいない」
②バスターソードを託す
作中は序盤で神羅とウータイとの決戦であるタンブリン砦攻略戦後、失踪したはずのジェネシスから神羅に対する復讐計画を持ちかけられ、彼を説得する為に神羅を脱走。
しかしホランダーからジェネシスや自身の出生の秘密と能力を明かされ、自身がジェノバと同じく他者に自分の力を与え、その他者を取り込む「双方向性コピー」の能力を持っていることを告げられ苦悩。
その後バノーラ村でザックスと再会するも、母ジリアンが自害した際には禁忌の研究に手を貸していたことや自分は忌むべきモンスターと同様の存在であると彼に語り、再び姿を消します。
「母は生きていてはいけない人間だった。その息子も同罪だ！」
さらに伍番魔晄炉のプレートでは背中から純白の翼を生やし、ザックスをプレート下部に突き落とす等自暴自棄になっていきます。
「俺はモンスターになってしまった。モンスターの目的など、復讐か世界征服くらいしか思いつかん。」
ただその後はジェネシスの神羅ビル襲撃時にはザックスに共闘を持ち掛けある程度吹っ切れた所を見せますが、その行動は世を苦しめるのは自身達の存在である認識を強める事となり、モデオヘイムにてジェネシスを倒した後ザックスの前に立ちはだかり周りのモンスターを取り込み見た目が完全にモンスターの「アンジールぺナンス」に変化。
最期は彼にとって夢と誇りの象徴であるバスターソードをザックスに託し息絶えることとなりました。
③背後に注意
戦闘では前述したようにバスターソードを使わずロングソードをメインに戦います。
その戦闘力は戦っている描写が少ない為何とも言えない所ですが、ジェネシスとセフィロスの一騎打ちに割り込むことができ、しかもジェネシスの攻撃を至近距離で受けても無事であった為（手加減していたとしても相当な威力である事が分かります。）、相当な実力者であることが分かります。因みにD.M.Wのリミット技はハードラッシュ、剣を使わず素手で行っている辺り彼らしいとも言えます。
敵対時では背後に立つと放ってくる「嫉妬する雷」が高威力なので雷属性耐性は必須。また「色欲の守り」でバフをかける為、デスペルを使用しつつ防御を織り交ぜ、弱点である炎・氷属性攻撃で地道に攻撃を続けるのがおススメとなっています。
その後彼が遺したバスターソードはクラウドの手に渡り彼は星を救うことに。少しは彼の想いは報われたのかも知れませんね。
では
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