ツァオ・リー～没落したリー家の復興～【軌跡シリーズ】

今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ツァオ・リー」について書いていきたいと思います。

①黒月の若き幹部

カルバート共和国の東方街で活動するマフィア組織「黒月（ヘイユエ）」の若き幹部で、真ん中分けした紫の髪に眼鏡をかけたいかにも頭脳派な見た目が特徴の男性です。

出番がない時は「新生帝国ピクニック隊」として各地を旅しています。

飄々とした人を食った態度が特徴の頭が回るキレ者で、時折敵に回る等本心が掴めない態度を取ることが多く、関係した組織の人物からは要注意人物として認識されていますが、その行動はあくまで黒月の利益の為であり、戦局がコロコロ変わるクロスベル、カルバート共和国でも非常に上手く立ち回っています。

また見かけによらず月華流の達人と武闘派であり、赤い星座と互角に渡り合える程の強さを誇ります。

因みにアシェン、シン姉弟に長らく仕えており、共に絶大な信頼を得ています。

②没落したリー家の復興

初登場は「零」でシンと共にクロスベルに入国。黒月貿易公司支社長（表向き）としてルバーチェ商会や特務支援課と高度な駆け引きをして上手く立ち回り、組織のクロスベル進出に大きく貢献。「閃Ⅱ」でのエレボニア帝国のクロスベル占領後も帝国と裏取引を行いクロスベルに滞在し続けます。

また「創」でもクロスベル統一国に加担。一度はロイド達と対立しますが、最終的に特務支援課のサポートに回りその立ち回りの良さを見せつけます。

その後故郷が舞台となった「黎」では銀をつれてカルバート共和国に戻り、アルマータと対立。謝肉祭では選択肢によっては味方となり共に戦闘に参加することとなります。

そして「黎Ⅱ」でもアルマータと手を組み内部抗争を起こしたライ家の鎮圧に助力しその立場は確かなものにしますが、脱税容疑でファンが逮捕、ギエンも毒を盛られて倒れてしまいます。その後黒月内の裏切り者の特定をアシェンと共に裏解決屋へと依頼するも自身が黒幕であることを明かし、アシェンを絶望に陥れます。

彼の真の目的は、立場が危うくなった黒月を立て直しと没落したリー家の復興。

その為に一連の騒動を纏め、更にはライ家の筆頭拳士であり自身の弟であったガウランを加えることで周りを認めさせる事に成功。

アシェンやアーロンからは反発及び勝負を吹っ掛けられることになるものの、目的を完遂することになります。

そして弟をリー家の当主としながらも、裏から組織を支配することになります。

③白蘭竜

戦闘では前述した月華流を用いて戦闘。強力な物理クラフト「暗勁・蘭廻」や範囲内の敵に様々な状態異常を発生させる「～刃」、味方強化&敵弱体の効果を持つ「月門遁甲」等の搦め手を用いて相手を制圧します。

敵対した際は共闘する相手（ガウランやガルシア、銀）の強さもあり目立った存在では無いものの厄介な搦め手を使うことは同じで、強敵に集中したい意味でも集中攻撃して早めに撃破しておきたい所です。

次作以降も策略を張り巡らせながらものらりくらりと立場を変えてくるであろうツァオ。中の人が同じ＆共に策略家であるルーファスとの頭脳戦も楽しみです。

では

きちのうすめ雑記