※ネタばれ有
今回は英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-で印象に残ったキャラを書いていきたいと思います。
①精密な射撃力と胆力、そして高い指揮能力も発揮
まずは「ロイ・グラムハート」です。
「黎」のヒロイン、アニエスの父親であり、カルバード共和国の23代大統領。
見た目はラフな格好が似合う所謂イケおじですがその交渉力と政治力は本物で、自身が掲げている「世界の可能性に迫る計画」を進める為身喰らう蛇の盟主に直々に交渉を行ったり、アルマータの首領であるジェラールは「稀代の“政治屋”にして脅迫者」と評したり様々な方面から高い評価を与えられています。
さらに本作ではその大統領としての手腕だけではなく、元空挺部隊中佐としての実力も披露。クーデターが起こった際には精密な射撃力と胆力、そして高い指揮能力も発揮し鎮圧に一役買う等大活躍。
「”主犯”が別にいるのは分かっている。責を負うべきなのは誰なのかも。」
「その意味でも”今の”君の協力が必要だ。役立ってもらうぞ、コーディ・マクミラン准尉。」
また娘の想い人になりそうなヴァンに対して圧をかけることも忘れず、抜け目の無さも見せています。
②自身の想いをぶつけ、諦めないことを宣言
次は「アシェン・ルウ」です。
共和国最大のシンジケート「黒月(ヘイユエ)」の有力者であるルウ家の娘で、アーロンとは幼馴染の関係でツァオは従者の関係に当たります。
前作では暴走しがちなアーロンのお姉さん役としての立ち位置でしたが、今作では黒月の権力争いに巻き込まれ、憧れでもあるツァオに決別を突き付けられ失意のどん底に。
さらに物語中盤では記憶をすり替えられる形で裏解決屋に対峙。鵺を召喚して襲い掛かるも敗北。正気に戻る事になり、さらにツァオも現場に駆け付け思いを伝える事で無事解決。彼に自身の想いをぶつけ、諦めないことを宣言。ルウ家の娘としての覚悟を固める事となります。
「いつか貴方が予想だにしなかった手を打ってー 嫌でも無視できないようにさせてみせるわ!」
印象に残ったのは敵に回った時の容赦の無さ。記憶が差し替えられていたとは言え、アーロンすら情けを見せないその姿には戦慄を覚えました。
③豪快かつ屈強な女傑
最後は「ドミニク・ランスター」です。
ジュディスの祖母にしてかつて一世を風靡した伝説のシャンソン歌手。しかしその実は初代「グリムキャッツ」でもある女性。
70手前とは思えないがっしりとした体格通りの豪快かつ屈強な女傑で、メッセルダムでは習用の模擬弾とはいえ、大型機関銃二丁で圧倒してとどめにミサイルランチャーを叩き込む等、本職の兵隊相手に大立ち回りを演じます。
「ほらほら、踊りな踊りなァ!!輪舞曲(ロンド)のステップでねェ!!」
さらに作中ではジュディスを終始圧倒しており存在感は抜群で、撮影でもグリムキャッツでも彼女はこってりと説教されており、その迫力はヴァンも逃げ出す程。
因みにモンマルトのマスターのビクトルとは怪盗時代からの付き合いで、モンマルト開店にも助力。それを聞いたジュディスは祖母と母が乗り込んでくる未来を連想して、青ざめる事となります。
その豪快さと大人力で本作屈指のインパクトを与えたキャラと言えます。
では
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