今回はバルセロナ移籍が決まったハフィーニャ選手について書いていきたいと思います。
経歴
ハフィーニャ(ハファエウ・ジアス・ベローリ)選手はアヴァイFC(ブラジル)の下部組織出身で、2016年冬にヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル)に移籍。
その後同クラブで実績を挙げると国内の強豪スポルティングに移籍。右ウイングのレギュラークラスとして活躍すると、1年後ではレンヌ(フランス)に移籍。
すると加入からレギュラーを掴み活躍を見せると、翌年にはリーズ(イングランド)に入団。すると瞬く間にチームにフィットしチームの躍進に貢献すると、翌シーズンは降格圏に沈むチームの中で崩しの切り札やスコアラーとして11ゴールを挙げ奮闘します。
そしてオフには市場の人気銘柄となり、2022年7月13日に5500万€+アドオン1000万€でバルセロナに移籍。兼ねてから希望していたクラブでのプレーが実現しました。
代表には2021年に初招集され、2022年W杯の予選で好プレーを連発。右ウイングのレギュラークラスとして本大会での活躍も期待出来ます。
①スピードを生かしたドリブルと継続性
ハフィーニャ選手の特長はスピードを生かしたドリブルと継続性です。スピードと技術に秀でており、右サイドのワイドな場所でそれを生かしたカットインは威力十分です。またパスセンスも高く、長短含めたキックの質は非常に高く、特にサイドチェンジやクロスの質は絶品とも言えます。また昨シーズン11得点を記録している事もあり得点能力も高く、フリーキックも十分武器になるほどの威力を誇ります。
また最も特筆していると言ってもいいのはプレーの安定性があることです。好不調の波が激しい選手が多いウイングというポジションで、攻守共に安定した存在感を発揮出来る選手はそうはおらず、ハフィーニャ選手が味方との共有力が高い選手であると言えます。また守備も決して手を抜かないので、監督にとっては非常に有難い選手です。
②フィジカル面と空中戦
ただ反面フィジカル勝負と空中戦には課題があり、クロスをファーから飛び込んでシュートなどはプレーバリエーションの中には余り含まれてはいません。
またタメを作るよりも自身で仕掛けて時間を作るタイプで、前向きでボールを持ってナンボの選手であると言えます。
ただ苦手なプレーを選択しないというクレバーさを持つため、それほど大きな問題点であるとは思わないです。
③大きなプレッシャーを乗り越えられるか
新天地バルセロナではウイングに単独突破からのチャンスメイクや得点を求められている為、ハフィーニャ選手は理想的な人材となっておりシャビ監督が獲得を熱望していたのも分かります。
実際その期待に応えるかのようにプレシーズンマッチではクラシコでゴールを挙げる等躍動。チームへのフィットは問題は無いでしょう。
しかし同ポジションには昨年覚醒したデンべレがおり激しいポジション争いが予想されます。また数々の選手達の自信を奪ったバルセロナ特有のプレッシャーも気になる所で、メンタル面の強さも求められます。
如何に自身を見失わずこれまでのような継続性のあるパフォーマンスを見せられるか。初のビッグクラブでハフィーニャ選手がどのようなプレーを見せてくれるか注目です。
では
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