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トニー・クロース~白い巨人のコントロールタワー~【特集】

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今回はレアルマドリード所属のトニー・クロース選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

経歴

クロース選手はグライフスヴァルダー、ハンザ・ロストックを経て、2006年にバイエルンユースに入団しました。

バイエルンで2007年にトップチームデビューを果たし、いきなり2アシストを決める離れ業を果たします。しかし世界最高峰のクラブチームではまだ居場所はなく、レバークーゼンにレンタル移籍します。

レバークーゼンではその才能が開花し、主力として1年半プレー。上位進出に貢献すると翌年バイエルンに復帰します。バイエルン復帰後も暫く苦しんでいましたが、2012-2013シーズンにはハインケス監督の元中心選手として活躍し、クラブの3冠達成に大きな貢献を果たしました。(自身は怪我により決勝戦出場は叶いませんでした。)

しかし翌年は待遇面や起用法でクラブやグアルディオラ監督との関係が悪化し、シーズンオフにレアルマドリードに移籍することとなります。

レアルマドリードでは歴代監督の絶大な信頼を勝ち取り不動の存在としてチームを操り、チャンピオンズリーグ3連覇、リーガ2回の優勝に大きく貢献します。

迎えた今シーズンもその存在感は絶大で、モドリッチ、カゼミーロと共に世界屈指の中盤を形成しています。

ドイツ代表では2010年に初招集され100キャップ以上を記録。2014年にはW杯優勝を果たし、ドイツ代表の黄金期を作り上げました。

 

①パス精度と展開力

クロース選手の特長は「パス精度と展開力」です。世界屈指のパス精度を持ち、長短、緩急共に滅多にコントロールミスしません。特にロングフィードは精密機械の如く相手の足元に届き、サイドチェンジだけではなくロングスルーパスにもなり得ています。

2015-2016シーズンのバレンシア戦ではパス成功率100%を達成する等、そのプレーはしばしば「メトロノーム」に喩えられています。

プレースキックも精度が高く、セットプレーでの得点源にもなり得ます。2018年のW杯のロスタイムに決めた起死回生のフリーキックは今でも語り草になっています。

また展開力にも優れ、ピッチ全体を見渡したように試合をコントロールしています。サイドバックの位置まで落ちて数的優位を作り、適切な位置まで攻め上がりチャンスを作っていく姿は、もはやマドリーの恒例であると言えます。

 

②フィジカルを保険に

反面守備は積極的には行うものの、身体を張って守備をすることをあまり好まない傾向にあります。ジダン監督が何度かアンカー起用を試したものの、カウンターの防波堤になるような守備は行なえてはおらず断念しています。(結果バルベルデが台頭することになります。)

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しかしフィジカル自体は世界最高クラスにあり、キープ力・プレス耐性共にトップレベルにあります。その強靭なフィジカルを保険としている為、当たり負けを苦にすることなくより長い時間ピッチの流れを読むことが出来ています。そういう意味ではジダン監督の現役時代と似ていると言えます。

 

白い巨人のコントロールタワー

7シーズン目となった今シーズンは怪我人続出の中(バルベルデも離脱しました)、モドリッチ、カゼミーロと共に白い巨人のコントロールタワーとして健在ぶりを見せつけています。

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特にセルヒオ・ラモス、カルバハルが抜けている最後尾を上手くカバーしており、一時期のクライシス状態から完全に脱却した立てなく者の一人と言っても過言ではない活躍を見せています。

またドイツ代表でも中心選手として活躍中。デビュー時からお世話になっているレーヴ監督に最後の花を持たせるために奮闘しています。

 

正確無比なパスで試合を「支配する」クロース選手。今後もそのプレー一つ一つに注目していきたいです。

 

では

 

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