きちのうすめ雑記

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ナポリ優勝の要因~新戦力が見事にフィットし素晴らしい攻撃サッカーを体現~【サッカー】

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今回は33年ぶりのスクデット獲得を果たしたナポリについて書いていきたいと思います。

Getty Images

リーグ 勝ち点80 25勝 5分 3敗 69得点 23失点 優勝(33節終了時)

カップ戦 ベスト16

チャンピオンズリーグ ベスト8

 

基本布陣

 

①新戦力が見事にフィットし素晴らしい攻撃サッカーを体現

今シーズンオフにクリバリ(チェルシーへ)、ファビアン・ルイスパリSGへ)、メルテンスガラタサライへ)、インシーニェ(トロントへ)と近年チームを支えてきた選手たちを一挙に放出

代わりに獲得したのは彼らよりは年齢は低いもののビッグクラブ初挑戦の選手セリエAの実績が皆無で未知数な部分が大きい選手が多数を占めており、今シーズンは新たなサイクル作りに専念しチャンピオンズリーグ出場権を手にすれば十分とも言える前評判でした。

しかしチームは良い意味で期待を裏切り、圧倒的な攻撃力を武器に首位を快走。特に新戦力のキム・ミンジェとクワラツへリアの活躍は非常に大きく、前者はクリバリの穴を十分埋める活躍、後者はインシーニェと引けを取らない崩しのクオリティを誇り共に躍進のシンボルに。W杯中断前の15戦を13勝2分(しかも公式戦13連勝を記録)と圧倒的な戦績を残し首位を独走します。

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そして昨シーズン失速した中盤戦も良い意味でW杯が影響したのかその勢いは止まらず、年明けのインテルでリーグ戦初黒星を記録するもその後8連勝を記録コッパイタリアPK戦の末敗退するも早くも2位との勝ち点差を二桁に乗せる等首位固めを行います。

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しかし4月に入るとエースオシムヘンを怪我で欠くことになりミランにリーグ戦だけではなくチャンピオンズリーグでも敗戦し欧州でのタイトル獲得の火が消えると、そこから5試合で僅か1勝と失速。それでもこれまでの勝ち点差を覆される事は無く、33節のウディネーゼ戦で引き分けたことにより33年ぶりの優勝が決定。これまで幾度となく阻まれた(主にユベントススクデットを遂に獲得することとなりました。

 

②爆発的な攻撃力を支える3人のサイドバック

今シーズンのナポリを語るうえで外せないのは前述した2人に加えて得点ランキング首位を走っているオシムヘン、司令塔としてゲームをコントロールしたロボツカ等もいるものの、やはり爆発的な攻撃力を支える3人のサイドバックの貢献は見逃せません。

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卓越した戦術眼を持ち攻守のバランサーとしてここまで公式戦全試合でスタメンを張っているディ・ロレンツォ、ビルドアップだけでなく攻撃参加でも違いを作り出したマリオ・ルイ、やや不器用ながらも献身性とハードワークで補っているマティアス・オリベラ。それぞれに良さを出し攻守において機能し、攻撃サッカーを陰ながら支えました。

特に近年は質の高いサイドバックをいかに保有し機能させられるかが現代サッカーを制する為のカギになっている為、彼らの活躍は非常に大きかったと思います。

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③主力と指揮官を引き留められるかが何よりも重要

そして王者として迎える来シーズンですが、まず主力と指揮官を引き留められるかが何よりも重要であると思います。

エースのオシムヘンにはバイエルンやユナイテッド、クワラツへリア、キム・ミンジェにはメガクラブの触手が伸び、さらにスパレッティ監督は勇退が噂されており、セリエA連覇&チャンピオンズリーグでの躍進をする為には彼らの引き留めは必至になっています。

また今シーズンみたいに補強が見事に嵌る保証も無いだけに、現状のメンバーを維持しつつ良質なターンオーバーを実現できるかが勝負になってきそうです。

 

熱狂的なファンが多いことで知られ、マラドーナがいた時代以来の歓喜を味わったナポリ。今後イタリアの盟主となり続けられるか首脳陣の判断に注目です。

 

では

 

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