今回は軌跡シリーズの主要キャラである「カトル・サリシオン（黎の軌跡Ⅱ）」について書いていきたいと思います。
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①神の器
前作ではその過去や自分の出生に謎を残したままバーゼル理科大学に帰ったカトルですが、ヴァンからの報告で事態の深刻さを知りアルマータがかつて拠点にしていたメッセルダムに向かうこととなります。
そして同時に映画撮影の仕事がここであったジュディスとも合流し、第八のゲネシスの外殻の一部を手に入れる事に成功。
その後もメッセルダムで情報収集していましたが、間章にて再び合流。結社第四柱エルロイ・ハーウッドの企みを仲間と共に乗り切っていきますが、ある晩に行方不明に。
ネメス島の遺跡跡にてヴァン達が見つけた際はハーウッドと共に茫然自失状態で意識があるかも定かでない状態になっており、ハーウッドの合図で発狂。シャードで出来た翼が生え天使のような姿になり、凄まじい霊圧と魔力を開放。無限にも観える魔法陣の数を空に展開しネメス島全域を攻撃して裏解決屋もろとも破壊してしまいます。
そして彼の真の正体が発覚。彼はD∴G教団に入信した両親から生まれた子供で、既存の人間に自分たちが信仰する神を宿す実験の対象になり、「神の器」として育てられ男でも女でもある体に変えられたことが分かります。
「・・・みんなには、知られたくなかったな・・・過去のことも・・・この体のことだって・・・。」
結果的に彼がいたロッジは壊滅させられ、ハミルトン博士に引き取られ今に至るものの、本来は「初めから死ぬことを定められた神のための生贄」の役割を持っており、ゲネシスの巻き戻りで救出された後も自身の消滅を願うものの、ヴァンや仲間の説得により教団、実の両親、自身の過去と出生という闇を振り払い仲間の力になることを決意。
その後は裏解決屋の一員として激戦を乗り越えていくこととなります。
②科学少女カトレア
また最終章のコネクトイベントでは、自作のアバターで科学少女カトレアというネットアイドルの配信をして凄まじい人気になっていることが判明。
「ーえへへ、こんなにたくさんの人に見て貰えるなんで、嬉しいな♪」
本人は自分が女の子として生きていたらどうなっていたか、そして特殊な出自である自身の可能性も世間を通して見直したいという立派な決意の元行っていた行為ではあるものの、カトル自身は引くに引けない状況になってしまいます。
それを聞いたヴァンは他言無用という言葉を受け入れ協力を約束するものの、アーロンあたりにバレると相当マズいことになり兼ねない、だからと言ってアバターを変更すると炎上やファン離れが起こってしまうというジレンマに悩まされつつアイドル活動を続けることとなるのでした。
「僕はきっとなんにでもなれるーヴァンさんたちのお陰でそれが分かったからね。」
③後衛としての万能さは変わらず
戦闘では前作同様、「サテライトキュア」で回復、「ラプラスコード」でシールドを張り、「オプティカルカノン」で魔法攻撃と後衛としての万能さは変わっていません。
さらに今作から遅延効果が付き範囲が広い「エクスシアレイ」を習得し火力も上がっておりより万能性が高まっています。
しかしいずれもCP消費が激しく、回復面ではアニエス、防御面ではリゼットにやや劣る為サブとしてはかなり有能ながらレギュラーとして使うのは徐々にきつくなってきます。ただ攻撃面をアーツで補うことも出来るので、CP消費さえクリア出来れば強力なキャラであることは間違いないです。
自身の出生の闇を乗り越え成長したカトル。カトレアの今後の動きも含めて今後の活躍も期待出来ます。
では
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