※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ヴァン・アークライド(黎の軌跡Ⅱ)」について書いていきたいと思います。
①自慢の嗅覚が
前作でアルマータとの決着が付き、アニエスを除く仲間たちが首都を離れ再びひとり気ままにハードボイルドな日々(本人談)を過ごしていたヴァンですが、エレインからグレンデル化した自身と酷似している「紅黎い異形の怪物」が目撃された情報を聞き共に調査を行うことに。
しかし紅黎い獣に遭遇しエレインを目の前で殺害され、自身も返り討ちに合うことになる事に。ゲネシスによって時間を巻き戻されアニエス、キンケイドやスウェン達の助けを得て何とか死を回避しますが、その後は一時的にスウェン達に解決屋を任せ、各地に散らばる事務所のメンバー達と共にアルマータの遺産について調査をすることとなります。
「事務所の方はしばらく留守になるが、、、お前らに人つ提案がある。」
ただそこで目立ったのはゲームシステムによる自慢の嗅覚の衰え。危険を察知しても裏工作をせずそのまま危険に対して飛び込む姿はシナリオ上では必要ながら何とも悲しく見えてしまいます。
途中からはむしろ「巻き戻し」に頼る部分が目立つようになっており、次回作までに感覚を取り戻して欲しい所です。
(なんだ・・・?この得体のしれない”匂い”は。)
②直りきっていない一人で背負い込む悪癖
そしてその後は巻き戻しを繰り返しながらも、元凶であるガーディアンマスターを倒すことで奪われたゲネシスを全て取り戻すことに成功。
晴れてアニエスの依頼は達成しましたが、彼女の気持ちを汲んだのか引き続き助手として雇うこととなり、アラミス学藝祭の準備などを手伝いながら過ごします。
「この事務所も、誰かさんたちのせいで各方面ですっかり有名になっちまってな。」
「非常に不本意ながら、手が足りねえ。助手の応募をし続けるぐらいには。」
しかし学藝祭当日「本日16:30、トリオンタワー前に来られたし」というメールを受け取り途中退席、さらに裏にいる人物の正体をある程度把握したのかまたしても一人で背負い込む悪癖を発揮し、単独で行動します。
ただそこは事務所のメンバーの方が1枚上手で、彼らにこってり説教され(アニエスの涙交じりの激怒ぶりは迫力満点です。)、ある男との決着に共に向かうこととなるのでした。
エンディングではシズナにスイーツを獲られ激怒したり、ベルガルドと再会。つかの間とも言える日常に戻っています。
③囮役に併せて火力も
戦闘では前作と同様、側面特攻でコストが低い「マグナスラッシュ」や遅延効果を持つ「レイジングバスター」を使っての物理アタッカー、そして「コインバレット」でヘイトを集めることで囮役にもなれます。
その為パーティーが育ち切っていない序盤や、敵の数が多い際にも壁役として非常に役に立ってくれます。
さらに今作ではSクラフト「蒼天反照(そうてんはんしょう)」が追加。効果は単体ながら物理&魔法ダメージを与える事が出来、作中でもトップクラスのダメージを与えることが出来ます。
そして前作でも強力なグレンデル化も健在で、今回はお伽の庭城(メルヒェンガルテン)のボス戦でも変身出来る為、パーティーのダメージソースとして絶大な火力を発揮してくれます。
次の「黎Ⅲ」でも勿論主役級の活躍が期待出来、次回作も楽しみなキャラです。
では
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