今回は軌跡シリーズの主要キャラである「グレンデル=ゾルガ」について書いていきたいと思います。
①紅黎き魔装鬼(グレンデル)
普段黒いコートを人物が第八のオクト=ゲネシスとホロウコア《緋のアルテラ》を通じてシャード装甲を纏った姿で、その姿はヴァンのグレンデル化と似ているものの戦闘力に関しては遥かに上回っています。
最初に対峙した際はガーデンマスターの手によって使役、アルテラ共々彼の命令には絶対服従する立場であり言葉すらまともに通じない状態で、作中ではCID特殊部隊惨殺事件を起こし、ヴァンとエレインと対峙。
彼らを一度は殺害するものの、巻き戻しによって対策を練られ切り抜けられますが、その後も彼らの前に立ちふさがりその凶悪な戦闘力で圧倒することになります。
それでも虚白ノ焉庭でガーデンマスターと共に戦うも敗北。使役したマスターは消滅、そしてアルテラはラピスとなり奪還され自由の身となり自身は意味深な言葉を残し姿を消すこととなります。
「‥‥正解ニ‥‥辿リ着イタヨウダナ‥‥‥‥」
②その正体は
ただヴァンはその真の正体に薄々気付いており、トリオンタワーへの呼び出しのメールを受け取り対峙した際に彼は「C」が自身であること、そしてその正体を暴かれる事となります。
「Cというのはミーニング………自分の本名を隠すため。Cの前後にあるのはBとD…………つまり。」
ディンゴ・ブラッド、かつてルポライターとしてヴァンと親交を深めるも、アルマータが起こしたクレイユ事件により命を落としたはずの人物でした。
「ふっ……合格点をやろう、ヴァン。」
彼は死を覚悟した瞬間に自分自身への怒りと”罪”の意識を第八のゲネシスによってAIとして変換され、そのままゲネシスのコアに取り込まれ「グレンデル=ゾルガ」になってしまったことを明かし、当初はガーデンマスターの制御から抜け出すことが出来ず彼の命ずるままに事件を起こしていたものの、徐々に制御を取り戻し「C」としてヴァン達をサポート。ネメス島では完全に自分を取り戻しスウェンに助言する等、陰ながら彼らに助力します。
それでも観測する代行者として人の"《罪》""《原罪》"そのものを喰らう原理には抗えず彼はヴァン達に自分を倒してもらうことを依頼。ヴァンは最後のゲネシスによって引き起こされた事件の決着、そしてディンゴを第八のゲネシスから解放する為に戦いに臨む事になりました。
③本当の旅立ち
そして激闘の末ヴァンが勝利しディンゴは今回こそ本当の死を迎える事となりますが、彼の前には自身を師と慕うマリエルの姿が。
ラピスとルーファスのお膳立てにより最期の再会を果たした彼は、マリエルに当時伝えられなかった言葉を残し、アニエスにエプスタイン博士の手記の最後の一節を伝え報屋としての仕事を終え、ベルモッティやジャックへの伝言を託してヴァンやマリエルの姿に安心して旅立つこととなりました。
(あばよ――――ディンゴ。)
エンディングではハミルトン博士が彼の遺した帽子を取り、感謝の言葉を伝える場面もあり、今後の展開が気になる所です。
「ご苦労様でした、ディンゴさん。………そして本当にありがとう。」
「これで何とか、"その時"に間に合わせられます。」
では
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