今回は藤浪晋太郎投手のMLB挑戦表明について書いていきます。
昨シーズンの成績
16試合 3勝5敗1H 7QS 防御率3.38 WHIP1.19 66.2回 65三振 24四死球
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①復活の兆し
昨シーズンの藤浪投手は青柳投手のコロナ離脱の為急遽先発を任され、7回3失点でマウンドを降りるもチームは大逆転負けを喫する波乱のスタートとなりました。
そしてその後の2登板も散々な内容となり、再び迎えた先発のチャンスもコロナ離脱で逃してしまい今年もダメか、、、と思われました。
復帰後暫くは中継ぎとしてまずまずの登板を続けると、6月半ばには再び先発調整に。しかしいざ登板となるとチームは才木投手の復活や先発投手の好調もあり中々枠が空かない状況になり、先発復帰登板は8月6日の広島戦までずれ込みます。
それでも7回途中2失点の好投(チームは逆転負け)で再びチャンスを得ると、続く中日戦では4者連続三振を奪う等素晴らしい投球を披露。貧打が続いていた為勝利が中々遠い中でも好投を続け、巨人戦では7回1失点で今シーズン初勝利を記録。
その後も安定感のある投球を披露し再昇格後は7試合の内6試でQSを記録(しかもいずれも与四死球を3以下に抑えています。)、更に9月9日のDeNA戦ではプロ通算1000奪三振を達成。新球種スプリットを上手く組み込んだ投球スタイルで大きな課題でもあった制球が安定。フィールディングやランナーが溜まった時のスプリットの制球など課題はあったものの復活の兆しを見せシーズンを終えました。
②球団のポスティング容認
そんな中でのポスティングでのメジャー挑戦表明。
入団した時からの夢であったこと年齢的な意味合い(28歳)や大谷選手、ダルビッシュ投手等からの刺激を受けた点を考えても表明自体は分からなくも無いですが、このタイミングには正直驚きと戸惑いはありました。
しかし球団はポスティングを容認。その理由としては、
・来シーズン以降FA権取得した場合、国内の他球団に流出する可能性がある
・現時点では必要な戦力ではあるが絶対的な存在では無い
・今シーズンの投球内容や年齢的にも市場価値としても高く見られる
ことから球団にとってもメリットも大きく、お互い損が少ない移籍になると思われ、最適なタイミングであることが分かっています。
③スター性と特大のポテンシャルを持った選手との別れ
ただ
・条件が合い獲得する球団があるかどうか(近年では西川選手や菅野投手等、過去多くの有力選手が断念しています。)
・そもそも活躍出来るのか(メジャーではコントロールこそが生命線と言われており、改善されたとはいえ制球難の藤浪投手が活躍出来るがどうかは未知数)
という懸念はあるものの、兼ねてから憧れていたメジャー挑戦には上記の理由もあって最適のタイミング、また環境が違うと大化けする可能性もある為、やってみないとわからないのが正直な所です。(過去斎藤隆投手や新庄選手等が予想外とも言える活躍を見せています。)
2012年のドラフト会議で当時の和田監督が交渉権を引いた時は恥ずかしながら大声を上げガッツポーズしてしまいました(若かったです、、、。)。また1年目の活躍ぶりから必ず阪神、そして球界のエースになることを確信し、その後の不振時も登板時には良い意味でも悪い意味でもドキドキさせてくれました。
これ程のスター性と特大のポテンシャルを持った選手との別れは非常に寂しいですが、移籍が決まればこの挑戦を心から応援したいです。
では
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