今回は阪神タイガースvs中日戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 0-4 中日 ●西 ８勝７敗
阪神 0-2 中日 ●藤浪 ２敗
阪神 4-5 中日 ●岩崎 １勝５敗２５S
52勝 55敗 2分 365得点 316失点 4位
①エラーと拙攻で20度目の完封負け
先発は西投手。初回2アウト1、2塁のピンチを背負うと平田選手にタイムリーを打たれ先制を許します。さらに佐藤輝選手の悪送球でランナーを進めてしまうと続く木下選手の当たりを糸原選手がタイムリーエラー、重い1点を追加されます。
打線は苦手大野投手の前にものの見事に抑えられ工夫が無く淡白な攻撃に。7回には1アウト1、2塁のチャンスを作るものの生かしきれずにいると、8回木下選手に2ランを浴び終戦。打線はなすすべなく大野投手に抑えられ敢え無く敗戦。
小林投手の1軍初登板のみがプラス材料となり、西投手の粘りの投球も虚しく、エラーと拙攻で20度目の完封負けを喫しました。
②相手チームに自分達がやりたい野球をやられて敗北
先発は藤浪投手。初回から2回まで4者連続三振を奪う等素晴らしい投球を見せるも、打線は4回のノーアウト2、3塁のチャンスに3者連続三振と最低限も行う事が出来ず先制点を取れません。
すると6回、1アウト3塁のピンチを作られると、スクイズを決められ先制点を与えます。また8回も1アウト3塁のピンチから完全に本塁アウトのタイミングで防いだと思われましたがタッチしていないとしてセーフに。2点差に離されると6回、8回と作ったチャンスを生かせずそのまま試合終了。
相手チームに自分達がやりたい野球をやられて敗北し、21度目の完封負け＆5連敗を喫しました。
③前2戦よりは反発心は見せたものの
先発はガンケル投手。2回までは両投手譲らない展開になりますが、3回1アウト2塁のピンチを背負うと岡林選手にタイムリーを打たれ先制を許します。またガンケル投手の悪送球もありランナーを進ませてしまうと阿部選手にタイムリーを打たれ追加点を挙げられます。
加えて5回にエラーも絡み1アウト1、3塁から後藤選手にタイムリーツーベースを打たれ突き放され、4点のリードを奪われます。
そんな絶望的な状況からの5回、1アウト満塁のチャンスを作ると、山本選手の犠牲フライで1点を返します。そして2アウト1、2塁からロハス選手の起死回生のホームランで見事同点に追いつくと、ガンケル投手から受け継いだ浜地、ケラー、湯浅投手が素晴らしい投球で得点を許しません。
しかし9回に登板した岩崎投手が1アウト1、3塁のピンチを迎えると、木下選手がスリーバントスクイズを試みた際に暴投してしまいそのまま失点。そしてそのまま試合は終了。前2戦よりは反発心は見せたものの再びミスから勝利を逃す結果となりました。
総評
前回も書きましたがミス連発が全てであると思います。この3連戦でもエラーを連発し主力が抜けた9試合で犯した失策は15、、、これでは勝てませんし、彼らがいないと何も出来ないと言われても仕方がありません。
しかしそんな中でも奮闘しているのは島田選手とロハス選手。前者は5試合連続ヒットで近本選手の穴を最小限に留め、また後者はこの連敗中2本4打点と調子を上げています。彼らと3戦目に即スタメンで使われた井上選手。彼らの奮闘に期待したいと思います。
そして3戦目で再び噴出した岩崎投手の守護神問題。今シーズンこれで5敗目と好調ケラー投手との交代が囁かれていますが、個人的にはアリであると思います。
以前金村投手コーチが岩崎投手にタイトルを取らせてあげたいとの趣旨の発言がありましたがあくまで当時の調子であって、今の岩崎投手は最もプレッシャーがかかり、さらに強打者を当てられる中セーブを挙げられる力が現在はあるとは思えず、（少し前の藤川投手を思い出してしまいました。）配置転換を考えてあげないと正直チームと自身の敗戦が増えるばかりです。また幸い代役もいる為、個人の結果を考えるよりもまずはチームが勝てる方法を模索する、首脳陣の判断に注目したいと思います。
次はヤクルト戦。何とか連敗を止めて次に繋いでいきたい所です。
では
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