※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「尸魂界篇」について書いていきます。
①爆発的な人気を得た長篇
本編の第二章として原作では約110話、アニメでは約40話で放映された長篇は爆発的な人気を得てジャンプの看板漫画としてのステータスを手に入れることとなります。
尸魂界に連れ戻され処刑を待つ立場となったルキアを一護、石田、チャド、織姫が助けるために侵入。その道中であう強敵、そして因縁の相手との戦いを経てルキアにたどり着く一行は衝撃的な事実を目の当たりにします。
「降り頻る太陽の鬣が 薄氷に残る足跡を消してゆく
欺かれるを恐れるな 世界は既に欺きの上にある」
物語も一護一行視点、そして護廷十三隊視点で描かれてより濃密なものになっており、同時に大きな事件が起こることで事態はより複雑に。その人間ドラマ、そして迫力抜群の戦闘は非常に楽しめる内容となっています。
②個性抜群のキャラと斬魄刀
また本編では作品の根幹となり得る設定が登場しています。
・尸魂界の護衛及び現世における魂魄の保護、虚の退治等をこなす死神の組織「護廷十三隊」
・死神が武器として用いる刀「斬魄刀」
・斬魄刀解放の第一形態「始解」、そして第ニ形態であり切り札でもある「卍解」
これらの設定の登場は作品を彩り、特に十三の隊に所属する隊長、副隊長(隊にとっては他隊員もクローズアップされます。)は個性的で非常に癖が強く、斬魄刀はその解号のカッコよさやオシャレさ、そして卍解の演出の素晴らしさもあり、一気に人気コンテンツに。
「羽搏きなさい、劈烏(つんざきがらす)」
また隊長、副隊長の過去の背景、そして卍解予想など様々な考察が行われ、非常に賑わうこととなります。
③意外性のあるストーリー
また意外性のあるストーリーの評価も高いです。
特に黒幕を明かす流れに関しては
・明らかに怪しい人物が予想通りに黒になるものの真の黒幕では無かった
・黒幕は物語途中で一度物語から退場している
・配下の一人の設定が黒幕の仲間になる条件に見事に当て嵌っている
等完璧とも言える物で、当時はかなりの衝撃と一種の感動を味わいました。
そしてパワーアップした一護や隊長格を一笑に付して切り捨てる圧倒的な強さは次の章への楽しみをより膨らませてくれます。
「そう、何ものも わたしの世界を 変えられはしない 」
個性抜群のキャラと斬魄刀、意外性のあるストーリー、さらに繰り出される数々の名言。BLEACHの魅力が全て詰まった長篇であると言えるでしょう。
では
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