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オレクサンドル・ジンチェンコ~チームに色々な選択肢を与える存在~【特集】

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今回はアーセナル移籍が決まったオレクサンドル・ジンチェンコ選手について書いていきたいと思います。

Getty Images

経歴

ジンチェンコ選手は2010年にシャフタール・ドネツクウクライナ)に入団するもトップチーム昇格は叶わず、2015年にウファ(ロシア)に移籍しトップチームデビューを果たし、翌シーズンにはその才能を見込まれマンチェスターシティ(イングランド)に移籍することとなります。

シティでの最初のシーズンはPSV(オランダ)にレンタルされる事となりますが、翌シーズンからはメンディが負傷した手薄なサイドバックで起用され一定の出場機会を得ると、翌シーズンも怪我人続出の左サイドバックで引き続き出場機会を得ます。

その後も左サイドバックのレギュラークラスとして出場機会を得ますが、昨シーズンはカンセロが定着した為出場機会が激減。後半戦は母国の困難な状況もありながらも必死にプレーレベルを上げ、優勝に貢献するも出場機会は減少。

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オフにはかつてのアシスタントコーチであり自身を高く評価していたアルテタ監督を慕い、アーセナルに3000万£で加入することになりました。

ウクライナ代表には2015年に初招集。2016年にはレジェンドであるシェフチェンコが持つ最年少得点記録を更新、さらにはユーロ2020ではそのシェフチェンコ監督の元、自身もゴールを決める等チームのベスト8進出に大きく貢献します。

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①基礎技術の高さとポリバレント

ジンチェンコ選手の特長は基礎技術の高さとポリバレントです。

決して身体的には優れていないものの基礎技術は非常に高く、左足のキックと小気味いいドリブルでチャンスを作ってくれます。またグアルディオラ監督の指導を熱心に取り組んでいることで年々共有力も高めており、周りを使い連携で崩すことも出来るようになっています。

そしてポリバレント性にも優れ左サイドバック、中盤でもゲームを円滑に進める選手としてとても優秀な選手です。サイドバックに多くのタスクを与えるシティ、そしてフレキシブルに戦い方を変えられるウクライナ代表で重宝されるのも、彼の戦術理解力の高さがあってのものだと思います。

 

②不器用ながらも

ただ身体的には平凡で局面を打開できるような際立った武器が無い為、ビッグクラブでは中心ではなく便利屋扱いになりがちです。またシティ初期のパフォーマンスを見ても本質的には不器用なタイプの選手なので、新しい役割を与える際には長い目で見る必要はありそうです。

しかし毎年のように怪物クラスの選手が入団してくるシティにおいて、毎年レギュラークラスに居続けられるのはその自己研磨力の高さ故で、(彼の妻は「夫はグアルディオラの全てをメモってる」と語っています。)このような不断の努力が出来るのも彼の大きな魅力です。

 

③チームに色々な選択肢を与える存在

新天地のアーセナルでは主に左サイドバックでの起用、そしてセンターハーフ起用が予想されます。現状タヴァレスを手放した(マルセイユに)左サイドバックはティアニーが怪我がちで実際開幕戦はジンチェンコ選手が先発で起用されていました。

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デビュー戦ではまだ適応期間中でポジショニングに難がある場面が散見されましたが、攻守共に献身的な部分を見せしっかりと自身の役割を全うしました。

また選手の質に不安があるセンターハーフでの起用もありそう(シティでは入る余地はありませんでした。)で、そのポリバレント性でチームに色々な選択肢を与える存在となりそうです。

 

勝手知ったるプレミアリーグ、そして自身を良く知っている監督の元に移籍したジンチェンコ選手。ピッチ外でも中々ファンキーな選手(ラップ動画は必見です。)なので注目していきたいです。

 

では

 

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