きちのうすめ雑記

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W杯激闘の記録と記憶~1998 日本代表~【サッカー】

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今回は日本代表の過去のW杯での記録、そして記憶に残ったことを書いていきます。

 

1回目は「1998 日本代表」です。

 

結果:グループリーグ敗退

vsアルゼンチン ●0-1

vsクロアチア     ●0-1

vsジャマイカ  ●1-2

 

主な布陣

 

①周囲の楽観的な目

ジョホールバルの歓喜により史上初めてのW杯出場を達成した日本代表ですが、本大会ではアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカと当たる事に。

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過去優勝経験があり、さらに本大会も有力な優勝候補と見なされたアルゼンチンはともかく、クロアチア、ジャマイカは日本と同様初出場。連日のように決勝トーナメントは固いという報道がなされていました。

しかしその周囲の楽観的な目を他所に岡田監督は危機感を持ち、アルゼンチンはバティストゥータクラウディオ・ロペスクロアチアはボクシッチ(大会前の負傷で不参加)、シュケルという強力2トップを擁する為、大会前に再び3バックに変更

また最終選考で三浦カズ、北澤、市川が落選。特にカズは日本代表のエースであった為当時は相当な驚きで報じられることに。代わりにジョホールバルの歓喜で同点ゴールを挙げた若く勢いがある城、そしてJリーグでゴールを量産していた中山に期待が寄せられることとなりました。

 

②遠かった世界との差

そして行われた初戦のアルゼンチン戦。日本は前半から攻勢に出るも徐々にギアが入ったアルゼンチンに押し込まれると、バティストゥータにこぼれ球を押し込まれ先制点を許します。その後日本は攻めるも得点を奪うことが出来ず初戦を落とすこととなります。

2戦目はヨーロッパのセレソンことクロアチア代表。前述したボクシッチの離脱により守備的な布陣としていたクロアチアに対して日本はボールは持つものの、酷暑によって徐々にトーンダウン。対するクロアチアもあまり積極的な押し上げはせず持久戦の様相になってきます。するとそのチャンスをものにしたのはクロアチアシュケル。カウンターからゴールを陥れられ先制を許すと、そのまま守り切られ敗戦。2連敗でグループリーグ敗退が決まりました。

そして共に初勝利を懸けて迎えた3戦目のジャマイカ戦。日本は攻勢をかけるもののロングボールのこぼれ球をウィットモアに決められると、さらにドリブルから再びウィットモアにゴールを許し厳しい状況に。それでも呂比須の折り返しから中山が合わせてW杯初ゴールを決めるものの敗北。

初めてのW杯は3戦全敗。さらに戦い方(特にペース)、個の力全てにおいて世界との差を感じた大会となりました。

 

③自国開催のW杯に向けて

この大会後チームは大きな批判をされるものの同時にW杯のレベルの高さ、そして足りない物(個の実力や試合のペース配分)が見え、後の行動を考えると結果的には大きな実りになったと思われます。

そして大会後代表は続投を要請した岡田監督が辞任したことにより、前述した差を埋める為世界で戦える監督招集に向かうこととなります。本命だった元名古屋のヴェンゲル監督招集にはアーセナルの監督に既に就いている為断られますが、フランス大会で南アフリカ代表を率いていたトルシエ監督を推薦され代表監督就任が決定。

自国開催のW杯に向けて準備を進めることとなります。

 

正直この大会は出場することが大きな目標であり、本大会は一種のお祭りであったと思います。その為メディアの大半では楽観論が飛び交い(特にクロアチアの実力を過小評価していた節がありました。)、グループリーグ突破は間違いないという謎理論が多かったです。

その為敗退は大きな驚きとして捉えられ、批判が噴出する等今では考えられない状況になっており、まだまだ日本のサッカーやその周りも無知過ぎた事が伺い知れます。

ただそのことは自国開催のW杯で生かされる事となり、再始動した日本代表は着実に歩みを進めることとなります。

 

では

 

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