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イスコ~天才的なボールコントロールとドリブルテクニック~【特集】

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今回はセビージャ移籍が決まったイスコ選手について書いていきたいと思います。

Getty Images

経歴

イスコ(フランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス)選手はバレンシアの2006年下部組織に加入すると、Bチームでのプレーを経て2010年にトップチームデビューを果たします。

しかし定着は出来ずBチームが主戦場になるも4部に落ちていたチームを3部に昇格させる原動力になると、2011年に金満クラブとなり出身地でもあったマラガに移籍。

カソルラホアキン等と良質なサッカーを展開しクラブ史上最高位の4位に導く活躍を見せると、翌年参戦したチャンピオンズリーグでも活躍。チームはベスト8に進出する等躍進を見せますがクラブの金銭問題が発覚。

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多くの選手が移籍する中イスコ選手もその例に漏れず、マンチェスターシティやチェルシーとの争奪戦を経て2013年に3000万€の移籍金で加入。

初年度序盤は適応に苦しみますが中盤以降はレギュラークラスとして活躍。その後ベニテス監督には冷遇される時期はあったものの、ジダン監督には評価されチャンピオンズリーグ5回の優勝に貢献します。

しかし2018-2019シーズンから徐々に存在感が希薄になり、バルベルデやヴィニシウス等若手の台頭もあり出番が激減。出場機会を求めて2022年8月7日にセビージャにフリー移籍することになります。

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スペイン代表では2013年にデビューするも分厚い選手層に阻まれ国際舞台には縁が無く、大舞台は2018W杯のみとなっています。

 

①天才的なボールコントロールとドリブルテクニック

イスコ選手の特長は天才的なボールコントロールとドリブルです。

ボールを扱う技術は天才的とも言えるもので、繊細なトラップを駆使しボールを自在に操り相手を惑わします。またその技術を生かした懐が深いキープ力はプレス耐性も非常に高く、キープを試みている際は滅多にボールロストをしません

またその技術を生かしたドリブルも精度が高く、スピードは並みながらも多彩なフェイントと鋭い切り替えしで相手を抜き去っていきます。

中盤の選手においてボールを失わないことはポゼッションを安定させ、さらに突出した武器で違いを作ることが出来る。体格的には決して恵まれているとは言えないイスコ選手がトップレベルでプレー出来ている大きな要因であると言えます。

 

②判断力とポジショニング

しかし判断力とポジショニングには課題があり、ボールを持ちすぎて展開を逆に遅らせてしまったり、ボールを欲しがり下がり過ぎて効果的なボール回しが出来ない状況を頻繁に作ってしまいます。その為良くも悪くもボールプレイヤーであり、周りに自身のプレーや癖を理解して貰って初めて生かされる選手です。

ゴール前のオフザボールは決して悪くなく数字も残しているだけに、前述した改善点が長年治っていないのは非常に残念な所です。(彼の技術やスキルを考えればゴール&アシストは倍増していた可能性は高いです。)

 

③チームのメカニズムに組み込むには

前述したように非常に癖が強いプレーヤーなので、新天地セビージャでも継続的な活躍が出来るのはかなり時間が掛かると考えられます。

ただ近年のセビージャはサイドアタックは強力なもののハーフスペースを使った攻撃が余り得意では無く、クロスに合わせるセンタフォワードを抑えられると中央での打開策が少なる傾向にあります。

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その為密集地帯でも打開できるイスコ選手の加入は大きく、フィットすれば崩しの切り札としてトップ下、そしてインサイドハーフとしてチームに新たなオプションを与えてくれるでしょう。そしてロペテギ監督は代表監督時代に自身を抜擢した恩師でもあり、活躍の舞台は整ったと言えるでしょう。

 

近年は際立った技術だけがフォーカスされているイスコ選手。新シーズンはチームを勝利に導く直接的な活躍が出来るか、注目です。

 

では

 

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