※ネタバレ有り
今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「炯・ミハイル・イグナトフ」について書いていきます。
①ロシア系帰化移民の元軍人
公安局刑事課一係に配属された新人監視官で、慎導灼とは幼馴染で親友です。また灼とは互いの精神的ザイルパートナーである為、メンタルトレースで潜った灼を引き上げる役目も持ち合わせています。
「超能力じゃない、灼の個性だ。」
別世界では日本に4人しかいない特級呪術師の一人になっています。
ロシア系帰化移民で、幼少期は海外の紛争地帯で育ち軍事訓練を受けた元軍人という経歴があり、戦闘技術に秀でています。
因みに妻舞子・マイヤ・ストロンスカヤも同じ移民であり、灼と幼馴染でもあります。
性格は一見冷静沈着に見え、威圧的な態度にも怯まない胆力を持ち合わせている優秀な監視官ですが、かなり頭に血が上りやすく、
・ドミネーターのエリミネーター執行を躊躇なく行う
・上司である霜月の命令を度々無視
・身内を馬鹿にした事件関係者を殴る
等職務停止に直結する無茶な行動が多く、灼にすら咎められることがあります。
そして灼と同様独断専行を行ってまで真実を追い求めようとする為、霜月の胃を二人で度々破壊しています。
「もちろんシビュラは信用してる。だが、システムだけが全てじゃない。」
「俺も灼もそう思ってるだけだ。」
②親友と妻を大切にしながらも
作中では灼と共にハイパー・トランスポート社が所有する大型輸送機が墜落する事件の捜査に乗り出し、霜月の命令を無視しながらもこれを解決。
続くマカリナ事件では薬師薬師寺・ヘラクレス・康介の捜査を進めていくも、薬師寺側の廿六木親族に拒絶と暴言により暴力を振るってしまい謹慎されてしまいます。しかしプライベート名目で単独行動、榎宮の小宮カリナ殺害計画を阻止し梓澤康一の名を知ることとなります。その後色相悪化した一係の前任監視官に接触し、狐と呼ばれる犯罪組織が関与していることを伝えられます。
そして信仰特区新設説明会での自爆テロが発生。久利須＝矜治・オブライエンが入院している病院に訪れるも、病室が爆破されてしまい聴取は失敗。その後関係者の一人トーリ・S・アッシェンバッハが統括する教団、ヘブンズリープに如月と共に国賓の夫妻に成りすまし潜入捜査をするもののバレて拘束される事に。拷問を受けながらもビフロストの情報を収集していきますが舞子を人質に捕られ窮地に陥ります。結果的に舞子は助けることは出来たものの彼女は犯人が死亡する要因に関わり色相が悪化し施設送りに。
彼女を守れなかった灼との間に亀裂が走ることとなります。
親友と妻を大切にしながらも結果的に失いかけてしまう炯。そして彼の心情が徐々に変わっていくことになります。
③インスペクターに
その後コングレスマンの一人、法斑静火と対峙し舞子を出所させるために13thインスペクターになるものの、その後公安局ビル乗っ取り事件が発生。空港にいた炯は尾行していた須郷と共に何者かに狙撃されることになります。絶体絶命になる二人ですが狡噛と宜野座、そしてフレデリカに救出され共に公安局ビルに向かうことに。
ヘリの中から屋上で立ち往生する入江と如月を助けつつビルに潜入した後はサーバルームへと急行。灼を助け小宮と唐之杜を保護、小宮の口紅が発信機であることを確信、逆に利用することを思いつきマカリナのブラックボックスを受け取ります。
結果作戦は成功し、パスファインダーを撃破。灼の為に梓澤を捕獲するため動いていた狡噛を阻止すべく対峙し時間稼ぎに成功します。
事件解決後は灼と和解。彼の父親の自殺と自身の兄の殺害事件を解決することを誓うと共に、自身の秘密をいずれ伝えると約束します。
親友と妻の為に全てを投げうつ炯。危うさを持ち合わせる彼は朱が復帰するであろう4期ではどのような立ち振る舞いを見せてくれるのか、必見です。
では
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