今回はレアルマドリード所属のフェデリコ・バルベルデ選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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経歴
バルベルデ選手はウルグアイの名門ペニャロールの下部組織に所属していましたが、2016年にレアルマドリードに移籍し、レアルマドリードBでセンターハーフやセンターバックで出場機会を得ます。
しかしトップリーグの壁は厚く、レンタル移籍でデポルティボに移籍し、1部リーグデビューを果たします。そして次のシーズンマドリーに復帰、前半こそは出場機会に恵まれなかったもののソラーリ監督の就任を境に出場機会が増え、契約も更新することが出来ます。
そして2019-2020シーズン、ジダン監督の信頼を得て、分厚い選手層の中盤において特大のインパクトを放ちリーガ優勝に大きく貢献しました。
2020年は怪我で一時期離脱するものの本職のセンターハーフに加え、右ウイング、サイドバックまで無難にこなすなどプレーの幅を広げマドリーの中心選手であることをアピールしています。
①飛び込むプレーの頻度
今シーズンのバルベルデ選手はクラシコ1戦目のニアゾーンへの飛び出しに象徴されるように、相手ゴール前に飛び出す頻度が飛躍的に増えました。
昨シーズンはペナルティエリア外でミドルシュートやラストパスを狙う場面が多く、飛び出して欲しい所でスペースに入り込まない事が多発していたので、より危険度の高い選手になったと思います。
中盤の絶対的な3人(カゼミーロ、クロース、モドリッチ)との連携がより深まり、ただの「代わり」では無くより自分のプレーを出来るようになったのもプラスになったと思います。
②サイドバックもこなす「戦術理解力」
また起用法にも幅がより広がった印象があります。昨シーズンでも度々起用された右ウイングに加え、右サイドバックでも起用されるようになりました。
右ウイングでは攻守のバランスを取りながら、機を見て推進力の高いドリブルで相手陣内に侵入する役割を果たし、クロスに対してファーに詰める場面も見受けられています。
更にカルバハル、ルーカス・バスケスが怪我したチャンピオンズリーグのリヴァプール戦では試合開始直後は慣れない役割に戸惑っていましたがプレーを進めるうちに見事にフィット。見事仕事を果たすこ事が出来ました。
彼の「戦術理解度」の高さを証明する試合となりました。
③足元の技術の向上
ただまだ課題はあります。大きいのは「足元の技術の向上」です。
やや足元が固くプレス耐性に難がありボールを簡単にロストする場面が散見されます。現在のマドリーの中盤はクロース、モドリッチという世界最高クラスの技術と戦術眼を持ち合わせている為、どうしても目立ってしまい磨く必要はあると思います。
ただ課題は今の所それぐらいで、彼らには無いダイナニズムや推進力を持ち合わせている為、後々彼に合わせたサッカーが展開されるかも知れません。
ここ1,2年で目覚ましい成長を遂げているバルベルデ選手。マドリーの「絶対軸」になるのも遠くないのかも知れませんね。
では
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