今回は2021年阪神タイガーズの岩崎優投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
62試合 3勝4敗41H1S 防御率2.65 WHIP1.08 57.2回 51三振 15四死球
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①「0点で抑えることができてよかったです。」
今シーズンもセットアッパーとしてシーズンを始めた岩崎投手。岩貞、加治屋、小林投手が当初計算されていた中継ぎ陣が不調及び怪我で離脱及び再調整を余儀なくされる中、ただ一人安定した投球を披露。スアレス投手と共に試合の8,9回を締める役割を果たしました。
特に5月半ばまでは安定感抜群でリーグトップのホールド、そして防御率も驚異の0点台と完璧とも言える内容でチームの躍進を支えます。
そしてその中で注目されたのは登板後のコメント「0点で抑えることができてよかったです。」、常に冷静さを失わないポーカーフェイスも相まってグッズ化もする等絶対的な存在としてマウンドに君臨しました。
②転機となったオリンピック出場
ただ交流戦に入ると疲れが出たのか打ち込まれ、ロッテ戦では今シーズン初黒星、そしてオリックス戦では3試合で2敗を喫する等明らかに乱調に。特に自慢のストレートが高めに浮いて痛打を浴びる場面が目立ち6月4日に疲労を考慮して登録抹消されます。
その後6月18日に再び選手登録されますが不安定な投球に終始。東京五輪代表に選ばれるも不安が付きまといました。しかし五輪では準決勝で同点を許すタイムリーを打たれるも勝ち越しは許さず、さらに決勝では8回に登板し見事な「火消し」を披露。戦力になり切れなかった阪神組で唯一気を吐く活躍を披露し日本の金メダル獲得に貢献します。
そして阪神に戻ってからは何か吹っ切れたのか序盤戦の投球が戻り見事セットアッパーに返り咲きます。終わればリーグ2位の41ホールドを記録。名実ともに球界を代表するセットアッパーとなりました。
③勤続疲労が心配
新シーズンではセットアッパーは勿論の事、ケラー投手が嵌らなかった時の守護神も考えられる等多方面での働きが期待されます。
ただ気になるのは「勤続疲労」で、細かな登録抹消はあるものの2017年からはほぼフルシーズン出ずっぱりであると言えます。
特に独特な沈み込む投球フォームは体の負担も多く、確実にダメージは蓄積されているので大きな怪我にならないかどうか心配な所です。それでも入団時から大きな怪我無くプレー出来ているのは特筆に値します。
シーズンオフには結婚も発表し公私共に充実した状態で新シーズンを迎えそうで非常に期待は持てます。ただ来年はFA年、残留してくれるとは思いますが、、、。
では
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