今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン総括を書いていきたいと思います。
10回目は「アーセナル」です。
リーグ 勝ち点69 22勝 3分 13敗 61得点 48失点 5位
FAカップ 3回戦敗退
リーグカップ ベスト4
基本布陣
過去記事はコチラ↓↓
①薄すぎるスカッドと怪我人の続出
最適解を見つけ一気に順位もジャンプアップしチャンピオンズリーグ出場権で後半戦を迎えられたチームですが、冬の移籍市場では効果的な強化が出来ないばかりか主力級の5選手を一挙放出。
規律違反を犯したオーバメヤンは致し方ない所ではありましたが、いくら使いづらい選手が多いとは言え獲得に対して放出が余りにも多く、特にアストンビラに移籍させたチェンバースの穴は後に大きなダメージを与えることになります。
新年早々に2つのカップ戦で敗退し今シーズンのタイトルが絶望的になってしまうものの、チームはチャンピオンズ出場権に向けまい進。怪我で離脱した冨安の穴もセドリックが多彩なキックを駆使し違う形で貢献します。
しかし左サイドバックのティアニーも怪我で離脱すると、これまで何とか踏み留まっていたチームは瓦解。代わりに出場したタヴァレスは悪い所(自由過ぎるプレースタイル)が目立ち、それをカバー出来る人材もおらず31節から3連敗。コンテ監督を迎え立て直したトッテナムに順位も抜かれ浮上は絶望視されました。
②最後の最後で力尽きる
しかし続くチェルシー戦では見事な準備もあり4-2で勝利すると、次のマンチェスターユナイテッド戦ではチーム力の差を見せつけ3-1で勝利。そしてこれがきっかけとなったのかエンケティアがスコアラーとして覚醒。トッテナムがここに来て足踏みをしたことで再び4位に浮上します。
ただ勝負所であったトッテナム戦に大敗すると、続くニューカッスル戦にも敗北。最終節のエバートンには大勝するも、6年連続でチャンピオンズリーグ出場権を逃すこととなります。
そのトッテナム戦ではベン・ホワイトが欠場。最終ラインはギリギリのやりくりを強いられ、中盤から前はトーマスの離脱は大きく、前述したエンケティアやエルネニーが好プレーを見せたもののペペ、ロコンガが使い物にならなかった等、シーズンを通して怪我人と選手層の薄さに悩まされました。
アルテタ監督個人はこの戦力の薄さの中良く踏ん張ったと言えるものの、フロントの近年の強化戦略のビジョンの無さが最も露呈されたシーズンとなりました。
③選手の拡充が不可欠
そんな中来シーズンの補強に注目が集まりますが、まずチームに多大な貢献を果たしていたラカゼットがフリーでリヨンに復帰。今シーズン4ゴールと寂しく、チームの不満分子化していたこともあり残留は難しかったと言えますが、ムヒタリアン、エジル、オーバメヤン、そして今回のラカゼットと高額の移籍金をかけた選手が軒並みフリーで退団、、、これを大きな教訓として欲しい所です。
そして肝心の強化もチャンピオンズリーグ出場権を得られなかったことで他選手に対する魅力が減っており人気銘柄の獲得(ジェズス、ニャブリ、メンフィス等)も極めて困難。掘り出し物の獲得、そしてフリー移籍を駆使し薄い選手層の拡充を目指しつつ少ないチャンスをモノにする他無さそうです。(先日サンパウロから先行投資の意味合いでマルキーニョス(エドゥ案件、、、)を獲得しました。)
現実的かつ効果的なのはティーレマンス(レスター)、ヒッキー(ボローニャ)、イサク(ソシエダ)、ラフィーニャ(リーズ)であると考えますが、どのような補強を行いあと一歩で手から滑り落ちたチャンピオンズリーグ出場権を得ることが出来る陣容を揃えることが出来るのか、注目です。
では
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