※ネタばれ有
今回は「銀魂」で印象に残った話について書いていきたいと思います。
次は「ミツバ篇」です。
①沖田と銀時
沖田の姉「ミツバ」が真選組屯所に結婚報告の為訪れます。沖田は両親の代わりに育ててくれた姉の前ではシスコンであり、別の顔が見え隠れします。
「ごめんなさい、おねーちゃん!!」
そして近藤によって暇を貰った沖田はファミレスにミツバと共に訪れますが、偶然銀時と出会い、沖田は友人が少ないと心配しているミツバを安心させる為に銀時に親友を演じるよう依頼します。
しかし甘党の銀時に比べてミツバは異常とも言える程の辛党、銀時はタバスコたっぷりのパフェに悶絶していきます。
「そーちゃんがお世話になっているお礼に、おいしい食べ方をお教えしようと思って。」
味覚は少し違うもののお淑やかで正に大和撫子とも言えるミツバの登場。しかしそれと同時に新選組は江戸に不審な船が入ってきているという情報を掴み、その主防犯がミツバの婚約者である武器商人蔵場当馬だったことが判明します。
②ミツバと土方
そしてミツバは土方と会って動揺したか倒れてしまい、病院に運ばれてしまいます。
姉の婚約者の処遇を巡り、沖田と土方は激しく対立をします。肺を患い先がそれほど長くない姉の事を想い、今は捕まえないで欲しいと頼む沖田に対して土方は非情にも逮捕を進める算段を進めていきます。
「せめてよぉ、死ぬ前に一時でも人並みの幸せ味あわせてやりてーんですよ。」
そして沖田が土方に対して冷たい態度を取る理由が明らかになっていきます。
かつてミツバと土方はお互い恋仲でありました。しかし危険な戦いに向かう自分自身の立場を考えて、土方はミツバの告白を断ってしまいます。
「しらねーよ、しったこっちゃねーんだよ、お前のことなんざ」
彼の真の願いは「ミツバには普通に結婚して、子供を産んでどこかで幸せになって欲しい」というものでした。ミツバは傷つきながらも何となくは察するものの、沖田は状況は分かっているものの素直に納得出来ることは無く、今に至っています。
「俺はただ・・・惚れた女にゃ幸せになってほしいだけだ。」
ミツバを愛しているからこその土方の不器用な行動。切なすぎます。
③切ないエピソード
無事土方と沖田たちは蔵場当馬を倒すものの、ミツバの容態は手の施しようがない状態になってしまいます。
ミツバは沖田に看取られるまま息を引き取り、土方は屋上で激辛せんべいを食べながら涙を流します。結局土方とミツバは悲恋に終わり、彼らの願いが叶う事はありませんでした。
「総ちゃん、あなたは私の自慢の弟よ・・・」
銀魂シリーズでも屈指の切ないエピソードである「ミツバ篇」。土方、沖田の関係性、そして過去を知りたい方は必見です。ハンカチはお忘れなく。
では
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