今回は退団が決まった阪神タイガースのジェリー・サンズ選手について書いていきたいと思います。
昨シーズンの記事はコチラ↓↓
2021年成績
120試合 .248 20本 65点 1盗 49四球 89三振 出塁率.328 OPS.779
①際立った勝負強さ
開幕戦での2本塁打を皮切りに前半のサンズ選手は素晴らしい働きを見せました。
大型ルーキーの佐藤輝選手ばかりに目を取られがちでしたが、安定した働きを行い、マルテ、大山選手と共に阪神の中軸を担い打点や本塁打を量産。前半戦で17本塁打、50打点と爆発しチームの躍進に大きく貢献しました。
特にここぞという時の働きは大きく、開幕戦の2本だけではなく、巨人戦の追加弾、中日戦の逆転弾等勝負を決める効果的な一発を放ってきました。
前半戦の彼の働きは特筆に値すると思います。
②2年連続の失速
ただ後半戦、広島戦の2打席連続弾等当初は活躍したものの9月に入ると当たりがピタリと止まり深刻な不振に陥ります。そしてチーム状況があまり良くない中自身もそれに引きずられ、遂に10月2日に一軍登録を抹消。その後二軍で調整を続けるもクライマックスシリーズも登録メンバーから外れ、終ぞ一軍でプレーすることはありませんでした。
そしてシーズン終了後、11月30日の保留者名簿から外れ退団が決定的に。2年連続の失速、そして大事な終盤戦に活躍出来なかったことが大きく響いたと思います。
③若手や他助っ人の世話も
ただ彼はチームに大きなものを残しています。1軍では勿論のこと、2軍落ちで腐る選手も多い中、その前向きな性格と真面目さはチームに好影響を与えており、若手選手や伸び悩んでいる選手に声を積極的にかけてアドバイスを送るなど最後までチームの為に動き続けてくれました。
また慣れない日本での生活を考えてかロハス選手の世話を積極的に引き受ける等面倒見の良さを見せており、助っ人とチームの橋渡役となるなど隠れた貢献が多く、彼の退団は残念なばかりです。
ただ現状の助っ人事情(ロハス選手は複数年契約、マルテ選手は結果を残す&年齢や年俸面でも優良)を考えても致し方無い部分があり、チームを前に進める為には適切な判断であったと思います。
ホームランを打った後の「ハッピーハンズ」、そしてインタビューでの誠実な受け答えが印象的なサンズ選手。新天地での活躍を祈っています。
では
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