今回は退団が決まった阪神タイガースのロベルト・スアレス投手について書いていきたいと思います。
昨シーズンの記事はコチラ↓↓
今シーズンの成績
62試合 1勝1敗1H42S 防御率1.16 WHIP0.77 62.1回 58三振 8四死球
①更に凄みを増し
昨シーズンにメジャー移籍が囁かれたものの残留し、2年連続セーブ王のタイトルを獲得。セーブ数は勿論のこと特筆すべきはその圧倒的な数値です。防御率1.16、そしてWHIPは1を大幅に切る0.77、そして四死球は僅か8と、やや劇場型であった昨シーズン中盤までの姿は微塵も見せない「試合を制圧する」投球を見せました。
160kmを超えるストレート、そして制球力が増したツーシームとスプリットを組み合わせる投球は被本塁打0と正に難攻不落。彼が打たれたら仕方が無いというレベルでした。
安定感が増し昨シーズンから更に凄みを増したシーズンであったと言えます。
②念願のメジャー移籍
しかし阪神にとってはその活躍は「別れ」を意味するものでした。
昨シーズン複数年契約を結んだもののその契約は2年目に移籍先を選ぶことが出来るもので、昨年日本以上に開幕が難しかったメジャー移籍が叶わなかった際の他球団流出を防ぐ意味合いがありました。
しかし2年目でも日本で無双をするスアレス投手にメジャー球団は当然の如く興味を示し(過去ドリス、ジョンソン等メジャーでも活躍した選手を「輩出した」実績も大きいと思います。)、11月30日に退団が決定すると12月1日サンディエゴ・パドレスとの契約を締結したことを発表。自身の夢であるメジャー移籍を叶えました。
正直上記のような成績を上げるとプロ選手であれば念願の叶えるチャンスであることは間違いなく、退団は致し方ないかと思います。
③早急に後任探しを
ただ阪神はこのまま嘆いている暇はありません。早急に後任探しをする必要があります。正直現在の阪神には守護神を任せられるような人材はおらず、外部からの獲得で探す他ありません。
候補にはカイル・ケラー投手(ピッツバーグ・パイレーツ)が噂されており彼の獲得orアルカンタラ投手のコンバート等が主な選択肢となりそうです。(アルカンタラ投手は決め球不足の為やや不安な部分がありますが、、、。)
ソフトバンクからリリースされ当初「保険」として獲得されたものの自身の成長でメジャー移籍を勝ち取ったスアレス投手。その別れは辛いものですが彼の今後の活躍を祈っています。
では
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