プレミアリーグでは3連勝中、チャンピオンズリーグではバルセロナを粉砕する等勢いを持ってビッグロンドンダービーに臨むチェルシーと、バイエルンとのビッグマッチを制しこちらも勢いをつけるも、サリバの離脱でレギュラーセンターバック2枚を失っているアーセナルとの戦い。アーセナルが独走態勢を気付きつつある今、プレミアリーグの火を消さない意味でもチェルシーの戦いぶりに注目です。
ということで先日行われたプレミアリーグ第13節、チェルシーvsアーセナルの感想です。

ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果


前半
チェルシーは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するアーセナルは守備4-4-1-1の4-3-3を採用していました。
試合は開始から激しい主導権争いが展開されるも、流れを掴んでいたのはチェルシー。ボールは保持するも急造となるセンターバックコンビのポジショニングやパス出しのぎこちなさがあるアーセナルのビルドアップの脆さを突きハイプレスからのカウンターを遂行。サカのシュート等決定機は作られるもサンチェスが素晴らしいセーブを披露し、エステヴァン、ネトの両翼を中心に攻勢を仕掛けていきます。
しかしカイセドがメリーノへ足裏タックルを仕掛けたとして退場し、数的不利に。アディショナルタイムにはマルティネッリに決定的なシュートを放つ等、良い流れだっただけに非常に残念な形で前半を終えます。
後半
後半チェルシーはガルナチョを投入し4-4-1のブロック守備からのカウンターで活路を見出していきます。
するとコーナーキックからニアに飛び込んだチャロバーが合わせ、チェルシーが先制点を挙げます。
その後チェルシーは基本ブロック守備ながら要所要所でラインを上げる積極的な守備で相手を封じていきますが、サカの個人技から放たれたクロスにメリーノが見事に頭で合わせ同点に追いつきます。
その勢いのままアーセナルが攻勢に出るものの、チェルシーの「魂」の入った守備とロベルト・サンチェスのスーパーセーブもあり牙城は崩せずそのまま試合終了。
チェルシーが勝ち点1をもぎ取ることになりました。
総評
チェルシーは軸であるカイセドの退場もあり半分以上の時間で数的不利に陥るも、最後まで戦う姿勢を失わず勝ち点1を奪取する事に。特にデザインされたプレスが見事に機能しておりアーセナルのビルドアップを阻害。また数的不利に陥った中でもラインをずるずる下げることなくコンパクトに布陣を維持。マレスカ監督の対策と準備、そして選手達の頑張りがこの引き分けを呼び込む事になりました。
特にリース・ジェームズは攻守において高い献身性、そして確かな強度を見せ、幾度となくスーパーセーブを見せたロベルト・サンチェスと共に絶大な存在感を放ちました。
対するアーセナルはチェルシーにほぼ完璧に対策され、そこに不慣れなセンターバックコンビもあり攻撃が機能不全が起こることに。
正直この試合のチェルシーだからこそ起こった現象であったのでビルドアップ面は気にする必要はないものの、得点を許し幾度となくピンチを招いたセットプレーの守備は再度見直す必要はあると思います。
数的不利な中でも綿密な準備、対策で見事勝ち点を奪取したチェルシー。今後の戦いぶりにも注目です。
では
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