今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第17回目は「ローマ」です。
主な加入選手
スヴィラール(←ベンフィカ)
チェリク(←リール)
マティッチ(←マンチェスターユナイテッド)
ワイナルドゥム(←パリSG)
カマラ(←オリンピアコス)
ディバラ(←ユベントス)
ベロッティ(←トリノ)
主な放出選手
フザト(→イビサ)
サントン(引退)
ヴェレトゥ(→マルセイユ)
ディアワラ(→アンデルレヒト)
カルレス・ペレス(→セルタ)
メイトランド・ナイルズ(→アーセナル)
アフェナ=ギャン(→クレモネーゼ)
基本フォーメーション
①愛弟子と新たなシンボルの獲得
昨シーズンカンファレンスリーグ初代王者に輝き、チームの2007-2008シーズン以来のタイトル獲得に貢献したモウリーニョ監督ですが、オフには過去2つのクラブ(チェルシー、マンチェスターユナイテッド)で重要な役割を与え愛弟子とも言える関係にあるマティッチを獲得。そしてクラブの新たなシンボルとしてユベントスを退団したディバラを獲得し、2年目の躍進を試みました。
パリから獲得したワイナルドゥムは怪我で長期離脱するも、移籍市場終盤ではイタリア代表のベロッティを獲得。ヨーロッパリーグ、そしてセリエAで上位に食い込める戦力は整ったとも言えます。
②高い個の打開力への依存度
そしてシーズンが開幕すると、モウリーニョ監督らしい手堅い戦い方で勝ち点を積み重ね、開幕4戦を3勝1分の好スタートを切りますが、ウディネーゼ、アタランタに敗北。
両チーム共に好調だという要因はありながら、ビルドアップや崩しで大きな役割を担っていたザニオーロ、ディバラの不在が大きく響く形となり、高い個の打開力への依存度が露呈する形となりました。
カルスドルプの怪我やウディネーゼ戦の4失点はあったものの守備は比較的安定しているだけに、モウリーニョ監督が苦手とされる引かれた時や強豪相手にカウンター以外でいかにビルドアップや得点を取る形を増やせるかがメインテーマとなってきそうです。
③豊富な攻撃のタレントをどう使いこなすか
また攻撃のタレントが豊富なだけに、今後の起用方法にも注目です。
前線には身体能力が高いエイブラハム、攻守のつなぎ役として機能するベロッティ、そしてカウンターの仕上げ役や献身性が高いショムロドフ。
そして2列目には崩しの切り札ディバラ、推進力と繊細な技術が武器のザニオーロ、そして司令塔のペッレグリーニ、一発を持っているエル・シャーラウィ。
各々特筆した武器を持ったタレントが前線の3つの枠で争っており、各自怪我もあり揃ってはいなかったもののやや勿体ない感はあります。
彼らを前線に並べた4-2-3-1等も考えられるだけに、この豊富な攻撃タレントをどう使いこなすか、モウリーニョ監督の起用法に注目です。
ポルトでのUEFAカップ優勝、チェルシーで連覇、インテルでの3冠、レアルマドリードでのリーグ優勝、チェルシー(2度目)の2冠、これまでモウリーニョ監督2年目は大きな飛躍を遂げています。近年(マンチェスターユナイテッド、トッテナム)では中々結果を残せていない指揮官は再び優勝請負人として返り咲けるか、その戦いぶりに注目です。
では
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