※ネタばれ有
今回は「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」の人物について書いていきたいと思います。
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①立派な大人に
まずは「鈴原トウジ」です。
「Q」で彼の名前付きのジャージが見つかる&本編未登場であった為生存が絶望視されましたが無事に生きており、立派な大人としてシンジに対峙します。(そもそも妹のサクラがシンジに対してそれほど冷たく当たっていなかった(むしろ親切だった)のが今となっては立派なフラグでした。)
作中では生存者が集まった第3村にて医者(免許は持っていないので現代で言うと闇医者)として診療所を開いています。クラスメイトのヒカリとは無事結婚し1児(ツバメ)の父となっています。
「空白の14年」の間かなり厳しい生活をしていたのは言葉の端々で伝わりましたが、それを恨み言にせず落ち着いて対処していることから、作中で最も「大人」を感じるキャラとなっています。(ケンスケ、ヒカリは元々の性格もあり彼程ギャップを感じませんでした。)
「お天道さんに顔向けできへんようなこともした。全部生きるために仕方なくしたんや。」
シンジに対しても中学生の時に実際戦闘を間近で感じていることもあり、彼の気持ちを汲み村で平和で暮らすことを望んでいましたが、最終的には彼を最終決戦に向かわせることとなります。
②シンジ復活の陰の立役者
そして「相田ケンスケ」です。
トウジと同様生存が絶望視されていましたが、卓越したサバイバル知識で生き延びていたことが判明。「シン」ではトウジやヒカリらと共に、第3村の「何でも屋」として生活しています。
村では数少ない「専門知識」を持つ人物であり、機械トラブルやその他雑務、そして時折ヴァレの仕事も請け負う等村にとっては欠かせない存在です。ただ拠点は村から離れた廃駅にしており、時折アスカも寝泊りしているようです。
その為エヴァのパイロットの境遇も理解しており、トウジがシンジを引き取ろうとした時はやんわりと自分の拠点に置く等、少年時と変わらない気配りの良さが目立ちます。
またシンジに対しても、干渉し過ぎずただ笑顔で接し徐々に仕事を与えることで、失った希望と自我を与える等、素晴らしいマネジメントを見せ彼の復活の陰の立役者となっています。
そしてアスカも彼には心を開いており「ケンケン」と呼ばれ慕われていました。彼女の精神世界では他者の「象徴」になっていたので、彼の存在は相当大きいものであると思われます。
ただ視聴者にとってはショッキングに感じる人も多かったようで、上映当初は議論が繰り広げられていました。
③最大の敵役
最後は「冬月コウゾウ」です。
今作ではほぼ表に出なかったゲンドウの代わりにヴィレの最大の敵として登場。パリ解放作戦では大量のエヴァンゲリオンMark.04シリーズを送り込み、負けてなお織り込み済みと策略家ぶりを発揮。
そして最終決戦もヴンダーの姉妹艦「エアレーズング」「エルブズュンデ」「ゲベード」、そして大量のMark07、エヴァオップファータイプを「一人」で指揮し、将棋の戦術的思考を用いた戦いでヴィレを追い込むなどゲンドウとはまた違う「人間離れ」した能力を見せつけます。
しかし作戦はマリの援護もあって劣勢になると、最期は旧劇場版と同様L.C.L化して死亡。最期までゲンドウ、ユイ、マリ、3人の教え子の「願い」を叶えようとした立派な「先生」でした。kichitan.hatenablog.com
「後はよしなにしたまえ。」
では
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