※ネタばれ有
今回は「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」の「真希波・マリ・イラストリアス」について書いていきたいと思います。
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①不自然にも見える過激アピール
前回落下するエヴァ13号機からシンジのエントリープラグを強制的に射出し、ネルフの儀式を阻止したマリですが、シン冒頭ではアスカ不在のまま8号機に乗り込みユーロNERV支部解放作戦に参加し、旧ネルフユーロ施設の復元作業中にNERVの送り込んだMark.44A・44B・4444C(Mark.04シリーズ)を迎撃します。
その後はアスカ、シンジ、レイパートが続き暫く登場しませんが、アスカ、シンジが最終決戦にて戻った際にはシンジの目を隠し胸が彼の背中に当たっている状態で
「屋上、メガネ、乳の大きいいい女」
と告げ改めて自己紹介します。またシンジとマリの直接的な出会いは少なく(学校の屋上、第10の使徒襲来時)彼女にも悪ノリ気質はありますが、その不自然にも見える過激アピールは後々の出来事の布石になることになります。
②シンジの元に
その後改8号機に搭乗してアスカの新2号機に同行しNERV本部を急襲しますが、ゲンドウの策略にハマり作戦は失敗、アスカは13号機に取り込まれ自身の機体も両腕を失い敗走します。
しかしその後ヴンダーを襲ったMark.09-Aを吸収し、初号機をマイナス宇宙内へ送り届け、自身もNHG 2番艦に乗り込みMark.10・11・12を吸収しNHGを全滅させ、ガイウスの槍と共にEVAイマジナリーの内部へ侵入する等孤軍奮闘を見せます。そしてシンジに「必ず迎えに行くから待ってなよ。」と声をかけ、実際シンジが世界を書き換えた後は言葉通り彼を迎えに行きます。
アスカ、レイが戦闘不能の中、一人でシンジを支え送り出しそして迎えに行く。最後の最後のスパートで見事ヒロインの座を射止めた、素晴らしい追い上げを見せました。
③胸の大きいいい女
そして新しく書き換えられた世界で駅に座っていたシンジはマリに目隠しを隠し、「胸の大きいいい女」と答えます。マリもシンジのDSSチョーカーを外し手を繋いで駅の外を出て、作品はエンディングを迎えます。
「破」から登場し、その出世も目的も不透明なキャラ、そして旧シリーズに一切登場しない「異質な」キャラは度々賛否両論を招きました、その上「シン」では「ヒロイン化」したことで大きな議論が巻き起こりました。
しかし常に前向きで能天気な言動も多いながらも全てを知っているような素振りがある「異質な」彼女の存在が、元来あった「エヴァ」の世界観をいい意味でも大きく変えたと思います。感覚的には「ドラゴンクエストⅤ」のデボラのような立ち位置であり、その強烈なキャラクターで作品を上手くかき回してくれたと思います。
その「異質さ」で数々の話題を振りまいたマリという存在。作品は終わりましたが、今後も様々な考察がされそうですね。
では
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