※ネタばれ有
今回は「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」の「葛城ミサト」について書いていきたいと思います。
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①シンジへの想い
前作「Q」にて反ネルフ組織「WILLE」の指揮官として登場。ニアサードインパクトを起こしたシンジを冷淡に突き放すものの情は捨てきれない様子が見えました。
「シン」では初めは音声のみの登場に留まりましたが、中盤にて再登場。ヴンダーに戻ったシンジに対して内心喜んでいることをリツコに見透かされています。
また破からQの間に加持との子を授かっていたことが判明。彼のことは「加持リョウジ」と名を付けていましたが、生んだ後は一度もあっておらず自身も名乗っていない為、破でシンジに対して行った行動(レイを助ける為に感情的に動いたシンジの後押しをした)をかなり悔いていることが伺い知れます。
惨状の罪を結果的にとは言えシンジに背負い込ませることになり、そのシンジが目を覚ましてしまったことにより指揮官として冷淡に振舞わざるを得ない。彼を本当に大切に想っていたことがわかります。
②タイマン上等
そんな中最終決戦「ヤマト作戦」にて陣頭指揮を執りますが、その作戦は冬月の指揮するNHGシリーズによって妨害されます。しかし構わず潜航を続け、南極にてエヴァンゲリオン・インフィニティの襲撃にもそれも突破。それでも冬月は更に戦力を増やし迎撃していきますが、半ば特攻の形で振り払い(背負い投げのような形になりました。)セカンドインパクト爆心地へ到着します。このミサトと冬月による艦隊戦は作中屈指の戦闘シーンとなっています。
「タイマン上等!!」
その後エヴァ弐号機、エヴァ8号機をネルフ本部に送り込みますが、またもや奇襲を受け艦が串刺しにされ動きを奪われると、エヴァ13号機によりアスカが取り込まれ、ゲンドウの排除にも失敗、さらにエヴァ初号機も奪われ途方に暮れることになります。
③艦長からミサトさんへ
しかしシンジが父との決着の覚悟を決め立ち上がろうとして、それを支持し彼を送り出そうとします。納得のいかないミドリやサクラの妨害もありましたが身を挺してシンジを守り、彼が唯一の希望であることと取るべき行動を示しクルーと共に見送ることになります。
その後親友のリツコとクルーに世界再建の希望を託し自身はヴンダーに残り、髪を解き「葛城艦長」では無く「葛城ミサト」としてシンジを支援。マリにガイウスの槍を託しヴンダーごと特攻します。
「お母さん…これしかあなたにしてあげられなかった...。ごめんね…リョウジ…。」
最期に放った言葉は息子であるリョウジに対するものでした。
シンジ、リョウジに未来を託して散っていった「ミサトさん」。エンディングでは登場していませんが、「もう一人の息子」シンジが選択した未来ではきっと幸せにくらしているでしょう。
では
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