今回は新世紀エヴァンゲリオンの人物（第3新東京市立第壱中学校）について書いていきたいと思います。
①軍事オタク
まずは「相田ケンスケ」です。名前の由来は村上龍氏の小説『愛と幻想のファシズム』の登場人物である相田剣介からです。
シンジが転校後初めて「友達」になったキャラで（半ばケンスケが強引に誘った形になっていましたが）後にトウジとも和解すると「3馬鹿トリオ」を結成します。ミリタリーオタクでありカメラオタクで、一人でキャンプして軍事訓練の真似事をしたり、太平洋艦隊の空母に乗り込んだときもビデオカメラ片手にテンション爆上げ状態でした。
またミサトの昇進に真っ先に気付いたり、アスカやクラスの女子を無断で撮影して写真を売りさばく等、切れ者であることが伺い知れます。アスカには好意ともいえる感情を抱いている描写があります。
作中ではシャムシエルとの闘いの後にネルフと一気に距離を詰め、前述した艦隊の空母に乗り込んだりエヴァ参号機のパイロットに直談判したりしますが、トウジの事件後はシンジと絶交状態になり疎開し登場しなくなります。
「悪いけど君には会わないで行く。っていうかもう一生会うことないかもしれないな。だってそうだろう？僕たち笑って会うことなんてこともう絶対に無理だもんな。じゃ、がんばれよ。さいなら。」（漫画版より）
シンジが最も傷ついたのは彼との絶縁だったのかも知れません。
ゲームではエヴァ4号機のパイロットとして共闘する場面があります（新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ）。その際のパイロットスーツは黄色です。
②委員長
次に「洞木ヒカリ」です。名前の由来は村上龍氏の小説『愛と幻想のファシズム』の登場人物である洞木紘一と、新幹線「ひかり」号から取っています。
シンジのクラスである「2年A組」の「委員長」で他生徒からもそう呼ばれています。（アスカはヒカリ呼び）3人姉妹の次女で姉は「コダマ」、妹は「ノゾミ」といずれも新幹線の名前を取っています。
性格は委員長のイメージ通り真面目で、いつも3馬鹿トリオに突っかかっていますがトウジに淡い思いを抱いており、3号機の事件前には弁当を作るまでの仲になっていました。「優しいから」、、、アスカさんそんな顔をしないでください、、、。
しかしトウジが負傷（漫画版では死亡）してからケンスケと同様疎開し（ペンペンを預け先になっています）物語から姿を消します。
他作品（エヴァンゲリオンANIMA）では、姉コダマを失いユーロ軍によって薬物洗脳処置を施され、「EUROII・ウルトビーズ」に搭乗、シンジ達の前に立ち塞がります。
最後は「霧島マナ」です。ゲーム「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド」に登場するキャラです。第3新東京市立第壱中学校に転入生として入ってくるキャラで、その明るい性格や社交性の高さでシンジに猛アプローチをかけていきます。
しかしその真相は戦略自衛隊のロボットである「トライデント」のパイロットで、スパイとしてエヴァンゲリオンの機密条項を盗み出す命令を与えられていました。また同僚にムサシ、ケイタがいます。
ゲーム内での人物なので彼女の結末はプレイヤー自身にゆだねられることになります。
漫画「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画」ではゼーレの動向を探る為にゲンドウ、ユイによって派遣され、レイ、アスカと恋敵になっています。
ゲーム内でのCVはレイ役でもある林原めぐみさん、役の使い分けの凄さを感じることが出来ます。
では
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