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馬場皐輔(2020年)~スプリットを引っ提げて~【特集】

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今回は2020年阪神タイガーズの馬場皐輔投手について書いていきたいと思います。

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出典:スポニチ sponichi annex

今シーズンの成績

32試合 2勝1敗9H 防御率2.08 WHIP1.45 30.1回 27三振 17四死球

 

①スプリットを引っ提げて

馬場投手は2017年にドラフト1位で入団し、最速155㎞&最大14種の変化球を投げられる投手として将来のエースとして期待されましたが、初年度、2年目共に1軍出場は2試合と芽が出ずにいました。

巷では評価が高い野手としての起用も検討されていたみたいですが、3年目の今シーズン、開幕1軍こそ逃したものの6月30日に崩壊寸前だった中継ぎ投手の穴埋めとして登録。ビハインド時中心に安定した投球を披露すると、7月14日のヤクルト戦では初のセットアッパーとして起用され見事結果を残します。

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 そして8月2日のDeNA戦ではビハインド時に登板し塁を自ら埋めピンチを招くも、何とか切り抜けその後チームが逆転した為、プロ初勝利を挙げます。

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1軍でここまで通用したのは「スプリット」という明確な武器を身に付けたことにあります。この球種により他球種がより生きるようになり、投球の幅が広がったと思います。

ただシーズン終盤に差し掛かる所でコロナ陽性になり、「特例2020」によって登録抹消され離脱しますが終盤に復帰、ビハインド時を中心に32試合に登板。台頭の年となりました。

 

②制球力を磨く必要あり

ただ課題もあり、特に制球力を磨く必要がありそうです。シーズン中盤以降岩貞投手、岩崎投手、エドワーズ投手等が定着する中、馬場投手がセットアッパーになれなかったのもこの制球力にあると思います。

所謂劇場型の投手であり、防御率は2.08ながらWHIPは1.45と高めで、ランナーを貯めながらも何とか守るシーンも少なくはありません。(通常では2点台前半では大体0.90~1.10の間の投手が多いです)その原因に四球の多さにあり、与四球率(BB/9)はかなり悪いと言えます(4.75)。そのことを考えても防御率に限ってはいつ悪化しても可笑しくない状況にあり、「運の良さ」もあったと思います。

 

③「真」の主力へ

新シーズンでは「真」の主力へ成長できるかどうかの節目の年となりそうです。今シーズンは上述したように、台頭はしたものの内容的には不安なものがあり、研究が進んでいるであろう新シーズンは打ち込まれてしまうことが容易に想像できます。

いかに課題である制球力を磨いていけるかが勝負になってくるでしょう。

 

遂に1軍で確かな結果を残した馬場投手。新シーズンは飛躍の年になることを期待しています。

 

では

 

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