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ロベルト・スアレス(2020年)~リーグ屈指のクローザーに~【特集】

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今回は2020年阪神タイガーズのロベルト・スアレス投手について書いていきたいと思います。

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出典:スポニチ sponichi annex

今シーズンの成績

51試合 3勝1敗8H25S 防御率2.24 WHIP1.05 52.1回 50三振 19四死球

 

ソフトバンクからの自由契約

スアレス投手は2015年ソフトバンクに1年契約で加入。2016シーズンには58登板を果たし26ホールドを挙げる活躍を果たし、翌シーズンも残留が確定します。

しかし2017年に右肘を怪我、トミー・ジョン手術を受け2017年、2018年前半を全休することになります。そして2019年は先発を含む9試合に登板しますが西武戦で初回50球無失点の怪投を見せる等精彩を欠き、オフに戦力外通告を受けます。

 

②瞬く間にリーグ屈指のクローザーに

しかし160kmを超えるストレートに魅力を感じた阪神が2019年に年俸8000万円で契約。当初は同時期に獲得されたエドワーズ投手、ガンケル投手よりは評価が低く「保険」としての獲得でしたが、オープン戦、練習試合で評価を上げ開幕1軍入りを果たすと、登板した試合でも安定した投球を披露。圧倒的なストレートの強さとツーシーム、スプリットを駆使してアウトを重ね続けました。

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そして藤川投手の不調によりクローザーに配置転換。転換当初はプレッシャーもあったのか不安定な投球で、ランナーを貯めながら何とか抑える「劇場型」クローザーでしたが中盤からは慣れもあったのか圧倒的な投球を披露。10月15日の中日戦まで敗戦・被本塁打無しと驚異的な活躍を見せ、最終的には25Sでセーブ王を獲得し、飛躍の年となりました。オフにはメジャー移籍も噂され、実際に自由契約選手になり退団は不可避とされましたが、、、。

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③複数年契約の弊害

メジャー移籍濃厚とされていましたが矢野監督の誠意(金額?)が通じたのか残留を発表。推定総額7億円の2年契約になったらしく、前年8000万円だったことを考えれば「ジャパニーズドリーム」とも言えます。

しかしやや心配なこともあります。それは「複数年契約の弊害」で、前年活躍した後、複数年で高額の契約をした選手は軒並みパフォーマンスを落としてしまうということが多発していることです。近年ではバレンティン(ヤクルト、ソフトバンク)K・ジョンソン(広島)、メヒア(西武)などが軒並み成績を落としています。

まだ30歳(2021年開幕時)という年齢や、2年契約後メジャーを再び目指す可能性があり高いモチベーションで挑んでくれるとは思いますが、心配な所です。

 

また風貌が似ていると言われる元ソフトバンクの同僚、加治屋投手の加入が追い風になる可能性もある?ので新シーズンの活躍を期待しています。

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では