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マヌエル・ロカテッリ~パスセンスと推進力を持ち合わせた司令塔~【特集】

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今回はユベントス移籍が決まったマヌエル・ロカテッリ選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

経歴

ロカテッリ選手は2010年からACミランユースに在籍し、2016年にトップチームデビューを果たします。デビュー当初は黄金期のスター選手であったピルロの再来として将来を嘱望されますが、当時のミランは指揮官が次々と変わる迷走の最中で(在籍3年間で4人が就任しました)、戦術もコロコロ変わる中で次第に居場所を無くしていきます。

そして2018年にサッスオーロに移籍。するとデ・ゼルビ監督のポゼッションを重視するパスサッカーに見事にフィットしてセリエA屈指のレジスタへと成長を果たしました。

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さらに迎えたユーロ2020では怪我で出遅れたヴェラッティの代わりにスタメン起用されると、グループリーグ2戦目のスイス戦では2ゴールを挙げる大活躍。その活躍もあり大会終了後は移籍市場の目玉となります。

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そして先日相思相愛だったユベントスに買取義務付きレンタル移籍で加入。移籍金は最大3500万€にもなるとのことです。

 

①パスセンスと推進力を持ち合わせた司令塔

ロカテッリ選手の特長は「パスセンスと推進力を持ち合わせた司令塔」であることです。長短含めたパスセンスは非常に高く、広い視野と豊富な運動量を生かして攻撃を組み立てることが出来る司令塔タイプの選手です。

ただロカテッリ選手が他の司令塔と違うのは推進力を持ち合わせている所です。ボールを前に運ぶ技術が高く、機を見た攻め上がりは攻撃のアクセントになり得ます。またポジショニングも気も利いているため頻度も高いのが特徴です。

その推進力はミラン時代はそれほど見られなかった為、サッスオーロ在籍時に磨き上げたものであると思われます。

 

②単純なスプリント力

反面単純なスプリント力は課題です。守備時にスピードで吹ききられる場面が目立ち、単純な突破力には乏しいです。

クラブではアンカーを任されていましたが、2センターハーフであるとやや守備範囲は広くなるので(サッスオーロでは4-1-4-1が主な守備陣形です)ユベントスで機能するかどうかは未知数です。

 

③ユーロで見せた可能性と新天地での役割

先日のユーロ2020ではインサイドハーフで起用され、タイミングの良い攻め上がりで2ゴール新たな可能性を見出しました。

ただ新天地ユベントスでは昨シーズンほぼ不在だった司令塔の役割を担うことになります。アルトゥールが負傷&手術で長期離脱している中、現状ラムジーレジスタを担っていますが彼も怪我が多い&移籍の話があるなど、ゲームを作れる選手が不足しています。そんな中ロカテッリ選手の獲得はチームにとって朗報であると言えます。

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選手の良さを生かすアッレグリ監督がどのように彼を生かすか楽しみです。

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ユーロで活躍し再びイタリアの名門に舞い戻ったロカテッリ選手。ユベントスの豪華攻撃陣を立派に指揮するプレーを期待しています。

 

では

 

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