※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「レン・ブライト」について書いていきたいと思います。
①殲滅天使
甘ったるい声をした連れて歩けば街の人々の注目を集める可愛らしい少女で、桃色がかったスミレ色の髪型をして、沢山のフリルが付いたロリータ風のドレスを着ています。
しかしその正体は身喰らう蛇の執行者の№ⅩⅤ「殲滅天使」で、自分より大きな大鎌を使い天才的な知性を併せ持つ桁外れな女の子でもあります。
当初はかなり好奇心旺盛でませており、人見知りをしない性格をしていますがその実は彼女の「あらゆる周囲の状況に対応できる天才」の能力所以であり、完全にエステル達は出し抜かれることとなります。その能力は彼女の壮絶な体験から起きた「処世術」であり、「3rd」のPC版ではその詳細を見ることが出来ます。（かなり重い内容なので閲覧は注意した方がいいかと思います。）
その後のシリーズでもその天才ぶりを発揮することになりますが、素直に感情を表すようになり意外に世話好きな所が表されています。
エステルに対しては当初は敵対しながらも彼女の熱意に押され以降は「姉」として慕うこととなり、結社時代の執行者仲間のヨシュアはエステルと同様「兄」として慕うことになります。
そして一番大きな出会いはティータで、同世代であることもあり互いに離れていても定期的に連絡をする親友の間柄になります。彼女が帝国に向かおうとした際は周りの人を説得することもしています。
②最も変化を感じるキャラ
初登場は「SC」で、正体を隠し旅行者としてヘイワース夫妻を模した人形と共にエステル達と接触します。その後正体を現してゴルディアス級戦略兵器「パテル=マテル」と共にエステル達と幾度となく対峙して、「リベル＝アーク」での敗戦後結社から離脱します。
「今宵のお茶会は楽しんでいただけたかしら？」
その後「3rd」で再び登場しパーティーイン。エステル達と共に戦っていくうちに態度を軟化させています。最終決戦後エステルとヨシュアに家族として迎えたいと申し出されますが、気持ちに整理を付けられずクロスベルに逃げることになります。
「エステルもヨシュアも二人とも大ッキライっ！」
「･･･でも･･･同じくらい大好き･･････っ！」
そして「零」ではローゼンベルク工房に身を潜め「仔猫（キティ）」と名乗りハッキングを行い気ままに過ごしていましたが、特務支援課により両親とのわだかまりが無くなり自分を幼い時に攫ったD∴G教団が壊滅したことでエステル達の申し出をついに受けることになります。
「碧」ではエステル、ヨシュア、とともにクロスベル市解放作戦に加勢し、愛機パテル=マテルでアイオーンTYPE-γを迎え撃ちますがその戦いでパテル=マテルは機能を停止。彼女は涙に暮れることとなります。
次に登場したのは「閃III」で、ティータの帝国入りを後押ししたことが判明。声がより大人びた「閃IV」ではエステルとヨシュアとともにクロスベル入りし「光まとう翼」に参加。最終決戦ではエステル、ヨシュアと共に「塩の杭」攻略に向かいます。
そして「創」では利害の一致でC達に協力し、エステル、ヨシュアとも合流。最終決戦にも参加します。
また「真・夢幻回廊」の追加サブエピソードではカルバード共和国のアラミス高等学校に交換留学生として潜入しますが、生徒会選挙の事件を解決したことで会長に任命されることになります。その時に助けてもらいその後も庶務として活動しているのは「黎の軌跡」のヒロイン、アニエス・クローデルです。
結社からブライト家へ立ち位置が変わったことで、シリーズ中で最も変化を感じるキャラです。
③死をまき散らす天使
パーティー加入時の戦闘では大鎌を用いりますが、クラフトに即死効果を持つものが多く正に「死をまき散らす天使」として活躍します。
しかし本質的にはアーツに長けたキャラで、創では「ゾディアックコード」を用いたアーツの威力は目を見張るものがあります。
特に雑魚戦の対複数では無類の強さを誇り、ある程度の攻撃範囲を持つ「カラミティスロウ」「ブラッドサークル」「レ・ラナンデス」で即死効果をまき散らし、耐性を持つ相手にはアーツで一蹴してくれます。反面耐性を持つボス戦ではやや決め手を欠き、アーツ中心の運用になります。
ただブレイブオーダーのカラミティスフィアは駆動時間短縮＋加速効果を持つため非常に有用で、常にパーティーインしておきたいキャラです。
新作「黎の軌跡」では前述したアニエスとの絡みも含め色々な場面での登場が期待出来ます。世話焼きの彼女のことですから色々なサポートが期待出来そうですね。
では
 |
【中古】英雄伝説 空の軌跡SC Evolutionソフト:PSVitaソフト／ロールプレイング・ゲーム
|
 |
|
