「安室の女」初めて聞いたときに「ララァ(厳密には赤井さん)、チェーン、ベルトーチカ」を思い出したのは私だけでしょうか。
てなことで今回は2018年に公開された「名探偵コナン ゼロの執行人について書いていきたいと思います。
①安室透
・自称「毛利小五郎の弟子」の私立探偵
・黒ずくめの組織、コードネーム「バーボン」
・警察庁警備局警備企画課(公安)捜査官「ゼロ」
と様々な顔を持ち、各役職でスペックの高さを見せる「安室透」が今作のメインキャラです。
元々人気のキャラでしたがこの作品で爆発的に人気が上がり、通称「安室の女」と呼ばれる女性ファンを多く獲得、興行収入でも大幅な跳ねあがりを見せます。前回跳ね上がりを見せたのが「 純黒の悪夢(ナイトメア)」なので安室さんはどちらにも登場していることになります。
作中の活躍はもちろんのことコナンとのカーチェイスシーンは非常に演出が凝っていて屈指の名シーンです。
特にコナンの
「安室さんって彼女いるの?」
「僕の恋人は…この国さ!」
は彼にしか言えないセリフですね。
②公安部
「警視庁公安部」。秘匿情報が多く、考えていることが読めない部署が今作のメインです。その為ストーリーは警察内の駆け引きややり取りが多い為やや難解です。また公安部は警察と違い独自の方法で捜査を進める為、それを理解していないと混乱してしまいます。
そんな中状況をコントロールして上手く立ち振る舞いをしていた安室は凄いとしかいいようがありません。コナンも見事に騙されています。
その手段を選ばない強引ともとれる手法は前述のセリフの通りですね。
また状況を怪しんだコナンが仕込んだ盗聴器を部下から取り出したしなめるシーンもいちいちかっこいいです。
「これで良く、公安が務まるな、、、。」
③プチメテオ
今作のラストシーンは切り離されたカプセルがタワーにぶつかるという壮絶な場面を描いています。所謂プチメテオで実際に地上に落ちてしまうと物理上ではクレーターが発生し東京全域が消し飛ぶ威力だそうです。
しかしコナンではそういうこともなく少年探偵団が操るドローンの特攻と、サッカーボール花火で見事に落下を逸らせハッピーエンド。
銃で窓を割りコナンを助ける安室さん、いちいちかっこよすぎです。
そして毛利小五郎を捕まえた理由を知ったコナンは安室に
「、、、買いかぶりすぎだよ、、、。」
と言い放ちます。
終始、安室透の魅力が最大限詰まった作品です。
では